TOEIC Bridgeとは?中学生の活用方法まとめ!

TOEICの姉妹版テストTOEIC Bridgeは世界的に多くの人が受検しており、日本でも2015年度の受検者数は197,000人でした(※)。TOEIC Bridgeとはどのようなテストなのでしょうか。今回はTOEIC Bridgeの基礎知識や中学校での活用方法についてご紹介します。

TOEIC Bridgeって?

美香さんはTOEIC Bridgeってご存じですか?

知らないです。ビジネス英語に使われるTOEICとは違うんでしょうか。

中学生でも受けられるTOEICのようなものらしいんだけど…。娘の友だちが受検するって聞いて気になって。

TOEIC BridgeはTOEICを運営しているアメリカの非営利団体Educational Testing Serviceが実施しているテストですね。初級・中級英語学習者向けで、TOEICへの架け橋として、基礎的な英語コミュニケーション能力を測れるテストなんですよ。英語の学び直しを始めたばかりの社会人のほか、英語を習い始めたばかりの中学生や高校生におすすめのテストとして注目を集めています。

初めて聞いたわ。どのくらいの頻度で開催されているんでしょうか、マスター?

年4回、全国13都市で実施されていますよ。

構成はTOEICと同じなんですか?

だいたいはTOEICと同じですが、問題の総数が200問から100問に減っていたり、読解問題の文章が短くなっていたりと、英語初級者でも受検しやすくなっている点が特徴ですね。

具体的な構成も聞きたいです。

まず聞き取りが全部で50問あり、Part 1~Part 4からなっています。Part 1 は写真描写問題です。1枚の写真について放送される複数の英文のなかで、適切なものを1つ選びます。Part 2は応答問題です。英語で放送された質問に対して、応答文がまた3つ放送されるので、そのなかから適切なものを選びます。Part 3は会話問題です。放送される2人の会話についての質問に対して、もっとも適切な選択肢を選びます。Part 4は文法・語彙の問題です。

TOEICと同じなら、このあと読解問題があるのよね。

おっしゃる通り、次のPart 5は読解問題です。

英語のスキルを網羅的に試されるんですね。

ちなみに解答はマークシート形式で、解答中にメモを取ることは禁止されています。

メモを取ってはいけないなんて大変ですね!

でも実際に英語を使う場面ではメモを取れないことも多いものね。より実践に即しているのね。

 

TOEIC Bridgeはどのように使われているの?

TOEIC Bridgeがどんなテストかはだいたいわかったのですが、実際、中学生の英語学習ではどのように使われているんですか?

定期テストとは異なる指標で英語の実力を測るテストとして使われることが多いですね。定期テストの英語は、学校で習った内容の理解度を測るテストです。高校受験の英語も範囲は広いものの、中学で習う範囲は超えないのが基本ですよね。これに対してTOEIC Bridgeは実用性を重視したテストで、試験範囲は「ない」といってよいほど広いのが特徴です。

英語を話す時に話してもよいといった「範囲」はないものね。

おっしゃるとおりですね。世界的な共通基準で実力を測れる点がポイントですよ。

娘の友だちの場合もそうだけど、私立の中学校で利用されることが多いみたいですね。

学外のテストを受けることで刺激を得られるという意味で、英語学習のモチベーションアップのためなどに利用されていますね。また大学附属中学校・高等学校のいわゆる内部進学に使われるといった例もありますよ。

入学試験にも有利になりますか?

広く通用する英語資格を持っているということで、TOEIC Bridgeが推薦入試などで大いに評価される可能性はありますね。

 

TOEIC Bridgeでよい成績を出すためには?

TOEIC Bridgeに興味がわいてきました!TOEIC Bridgeでよい点数を取るためにはどのような勉強をすればよいんでしょうか?

定期テスト対策とは違った勉強が必要になりそうね。

そうですね。定期テストで高得点を取るために必要なスキルは「学校の勉強をいかにきちんと復習しているか」だといえると思います。一方、TOEICで高得点を取るために必要なスキルは「総合的な英語の理解力と英語への慣れ」だといえます。ですから、長期間にわたる継続的な勉強が必要だと考えたほうがよいでしょう。具体的には、学校の英語学習以外にも英文を読んだり聞いたり、話したりする習慣を身につけるといった具合ですね。また「慣れ」という意味では、TOEIC Bridgeの出題形式にも慣れる必要があります。そのために過去問題を何年分か繰り返し解くことが大切ですね。

過去問題を利用した勉強方法についてもう少し詳しく聞きたいです。

リスニング問題は何度もCDで音声を聞くことが大事です。また音読するなどして耳を鍛える方法も効果的ですね。文法や単語の問題では、わからなかった単語などをまとめて復習ノートをつくっておくと復習がしやすいですよ。読解問題は時間を計って長文を速く読む練習をするとよいです。問いに先に目を通しておき、問われている内容についてはじっくり、そのほかの個所はさっと読めるようにできるとベストです。

定期テストと対策方法がかなり違うから、うちの子に取り組ませようと思ってもすぐには難しそうだわ。

独学では難しいと思ったら、個別指導塾でTOEIC Bridge対策をしてもらってもよいかと思いますよ。丁寧な解説をしてもらえるため、お子さんが1人で勉強するよりも理解が深まりますし、モチベーションが持続しやすいというメリットがあります。

それは助かりますね!うちの子も受検させてみようかしら。

※参考URL:TOEIC|プレスリリース|2016年度|2015年度 TOEICプログラム総受験者数は過去最高の277.9万人に
http://www.toeic.or.jp/press/2016/p057.html

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