得意な人はこうしている!?まわりに差をつける数学のノート術

数学が得意という生徒さんは、思考力が高く公式をよく理解しているというほかに、ノートの書き方にも気を配っていることが少なくありません。数学にニガテ意識を持っている人は、もしかしたらそのノートに原因があるのかも?

 ニガテを得意に!数学ノートは丁寧に書き、復習に役立てる

この前、娘が風邪で学校を休んだんです。 

あらあら、かわいそうに。 

それで、その時の数学のノートを写させてくれるよう友だちに頼んだみたいなんですけど。そこで、ちょっとショックなことがあったらしくって。 

ノートを貸してもらえなかったんですか? 

いえ、ノートは快く貸してもらえたそうです。ただ、そのノートがとても読みやすかったと言うんです。 

それがショックだったんですか? 

はい。前に見た娘のノートはゴチャゴチャしていましたから。「やっぱり数学ができる人は、ノートも見やすいんだ」なんて言って。 

マスター、ノートを読みやすく書いている生徒さんは、やはり勉強もできるんですか? 

必ずそうであるとは言えませんが、できるお子さんはノートにも気を配っていることが少なくありませんね。 

やはりそうなんですね。娘も反省していました。 

単純に考えて、読みやすいノートのほうが後で見返した時にはかどりますよね。とくに数学は、1つ数字を読み間違えただけで答えが変わってしまいますから。小さすぎる字やきたない字など、自分でも判別不能な文字では復習もままなりません。 

普段から読みやすい字を書く習慣がないと、テスト本番でもきたない字を書いてしまいそうですよね。自分は読めても、先生が読めないということもあるでしょうし。 

きれいである必要はありません。丁寧な字を書くことが大切なんです。  

 

たったこれだけで数学のノートが読みやすくなる! 

ただ娘が言うには、そのお子さんのノートは単純に字が丁寧だった、というだけではないそうなんです。 

なるほど。ではそのお子さんは、数学のノートを読みやすくするためのポイントも押さえていたんですね。 

どんなところがポイントになるんですか? 

まず全体を通して言えるのが、余白が多いことです。例えば1行ずつ空けて書いたノートと、ぎっちり書かれたノート。どちらが読みやすいかは明白ですよね。そして余白が多ければ、後から書き足したい時にも対応ができます。 

余白がないと、小さい字で書き込むしかできませんからね。それでまたノートが見にくくなってしまうんですよね。 

その通りです。物を大切にするのはすばらしいことですが、ノートはケチらず大胆に使うことをおすすめします。他にも、分数は2行分を使って書くというのも、読みやすさをアップさせるためのポイントです。 

なるほど。あとはどんなポイントがありますか? 

「=」は縦に揃えるというのも大切なポイントです。 

確かにこうやって書くととても見やすいですね! 

そうなんです。1行空ける、分数は2行を使って書く、「=」は縦に揃えるというポイントを押さえるだけでも数学のノートはグッと読みやすくなるんです。 

 

数学のノートに書いておくべきポイントとは? 

やはり途中の計算式も書いておいたほうがいいんですか? 

はい。途中の計算式はすべて書き込むべきです。もしその問題が間違っていた場合、途中の計算式がなければ、計算を間違えたのか、それとも解法自体が間違っていたのか判断がつきません。 

なるほど。ここでもノートがもったいないと思って計算式を書かないのはよくないんですね。 

はい。そして、もし間違っていても消さずに残しておくこと。数学は「どの問題を解けなかったのか」「どこをどう間違えたのか」を知ることがとても大切です。むしろ間違いは、色ペンなどでチェックして正解よりも目立たせるべきなんです。 

間違いから学ぶことがとても大切なんですね。 

その通りです。また図やグラフが登場するような問題では、そのたびにノートに書いて作図に慣れておきましょう。 

読みやすさを考えるなら、やはり図やグラフは定規を使ってきっちり書いておいたほうがよいのでしょうか? 

確かにそのほうが読みやすさはアップしますね。ただ、定規で書いていると本番で時間が不足してしまうかもしれません。フリーハンドでもある程度正確な作図ができるようになるためにも、定規は使わなくても構わないでしょう。 

ノートの本分は、読みやすいことではなく学習に役立つことですからね。 

そういうことです。 

 

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