未来の高校入試に向けて、早めに「得意科目」をつくろう

できないことがおもしろくないのは当たり前。勉強が好きになれない理由の1つに、「得意科目がない」ことが挙げられます。得意科目ができ自信を持てるようになれば、勉強が今よりもっと楽しくなるはずです。

 得意科目をつくることのメリット

 最近うちの子が、自分から勉強をするようになったんですよ。 

それはすばらしいことですね! 

とはいっても、数学ばっかりなんですけどね。昔からパズルが好きだったから、数学の問題もその延長として楽しんでいるようで。 

きっかけはどうあれ、何か1つでも得意な科目をつくることは、とてもよいことだと思いますよ。 

そうなんですか?うちの子が楽しそうにやっているから、こちらも応援してあげたいとは思うんですけど。 

得意科目ができれば、テストで高得点を取れるようになりますよね。 

ええ。確かに、その科目の成績が上がるのはよいことですね。 

ですが、メリットはそれだけではないんです。 

どういうことですか? 

最近ちょっと心理学に凝っているのですが、この前読んだ本の中に興味深いことが書かれていました。 

心理学ですか。どのような内容だったんですか? 

先に学習したことが後の学習に影響を与えることを「学習の転移」と言うそうなんです。例えばピアノを習っていると、他の楽器の上達も早かったりしますよね。 

確かにそういうことってありますね。音感が鍛えられているからかしら。 

これは勉強でも、同じことが言えるのではないでしょうか。数学で高得点を取れたという経験は、他の科目にも生きてくるはずです。どうやって勉強をしたら高得点が取れるのか、何となく見えてきますからね。 

なるほど。得意科目が、他の科目に好影響を与えるというわけですね。 

そして何より重要なのが、勉強に対して自信がつくことです。点数が上がれば自信がつく。自信がつけば勉強が楽しくなる。勉強を好きになるためには、得意科目をつくることが近道と言えるかもしれません。 

できないこと、自信がないことはおもしろくないのも仕方がないですからね。1教科でも勉強を楽しいと思えたら、他の教科の勉強に対する抵抗もグッと少なくなりそうですね。 

 

得意科目のつくり方 

でも得意科目って、どうやってつくるものなのでしょうか?うちの子はありがたいことに、自分から数学を好きになってくれたみたいですけど。 

まずはどの科目を得意科目にするかを決めなければなりません。その上で、理恵さんのお子さんのように「好き」であるというのは、とても大切なことです。 

やはり好きな科目、興味のある科目のほうが集中もしやすいですからね。 

はい。ただ「どの科目も特別好きではない」というお子さんもいますよね。そんな時は、他の科目より点数が取れているから好き、という理由でも構いません。 

科目が決まったら、それをどうやって得意科目にするんですか? 

いたって単純、とにかく勉強することです。 

そこに近道はないんですね。 

ええ。やはり勉強時間に比例する部分もあります。得意科目をつくりたいなら、ニガテ科目を後回しにしてでも、その科目に時間をかけるべきだと思います。 

それだけ勉強をしていれば成績はだんだん上がってきますよね。 

はい。しかし、そこで満足してはいけません。「この科目なら誰にも負けない」「この教科で解けない問題があるなんて悔しい」と言えるレベルまで、登り詰めておきたいところです。 

なかなか険しい道になりそうですね。 

ですが将来、得意科目があるということが必ず大きな支えになります。もちろんそれは高校受験も同じことです。

 

そろそろ高校入試!得意科目とはどう向き合う? 

高校受験を考えると、得意科目は、いつ頃までにつくっておけばよいのでしょうか。 

できれば中学2年生の夏、遅くても中学3年生の夏までにはつくっておきたいところです。受験前ともなると、同じ教科にばかり時間をかけるわけにはいきませんからね。 

やはり他の教科との兼ね合いも大切ですよね。 

はい。この時期になったら、得意科目との向き合い方を変えていきましょう。例えば、得意科目の勉強に充てていた時間を、今度はニガテ科目に充ててみる。そして得意科目は、ニガテ科目の勉強の合間に挟んでみる。こういった勉強スケジュールがおすすめです。 

どんな効果があるんですか? 

合間に得意科目があることでモチベーションがアップします。また、その日1日の勉強を始める時は得意科目から始めてみると、すんなり勉強モードに入れるでしょう。 

なるほど。得意科目をつくっておけば、そのようなメリットもあるんですね。 

その通りです。理恵さんのお子さんも、誰にも負けないぐらい数学が得意になるよう応援しています! 

 

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