中学生の国語文法のニガテを克服!動詞の活用・活用形をマスターしよう

中学1年生になると、本格的に国語の文法を学ぶことになります。なかでもつまずきやすいのが、「動詞の活用」。一度習得してしまえばずっと役に立ちますし、高校の古文でも役立つ分野なので、早めにマスターしておきましょう。

中学1年国語文法の目玉「動詞の活用」

小学校で習う国語と、中学校で習う国語では、どんな違いがあるんですか?

さまざまな違いはありますが、大きな違いの1つとして文法の勉強が本格的に始まるという点が挙げられますね。

文法…ってどんなことを習うんでしたっけ?すっかり忘れてしまったわ。

そうですね、たとえば未然形、連用形などと聞くと、勉強した覚えがあるのではないでしょうか?

ああ、活用ですね!それは確かにやった記憶があります!

動詞の活用は中学1年生で習う国語の文法の中でもかなり重要な存在です。一度覚えてしまえばずっと役に立ちますし、ここでつまずいてしまうと古文の活用などにもわるい影響を及ぼします。ぜひとも習得しておきたい分野ですね。

 

動詞の活用・活用形のパターンを覚えよう!

動詞の活用がどんなものだったか、詳しく教えていただけますか?

わかりました。まず動詞の活用形には、未然形・連用形・終止形・連体形・仮定形・命令形という6つのパターンがあります。動詞は、後に続く言葉や文中の働きによって、この6つのうちのどれかに、語形が変化します。

その変化を活用と言うんですね。

では今、理恵さんがコーヒーを飲んでいるので「飲む」という動詞を例にとってみましょう。

動詞の後にどんな言葉が続くかを覚えておけば,自然と活用後も浮かんできますよね。

終止形と命令形はどちらも後に「。」がつくけど、文中の働きによって使い分けるんですね。

ここまでが活用形の説明です。では次に、活用のパターンについてご説明いたします。

「活用」のパターンと「活用形」のパターンは違うんですか?

はい、ここは混同しやすいので注意が必要です。さっき説明したとおり、動詞は後に続く言葉によって変化するのですが、動詞ごとに変化の仕方(パターン)が決まっているんです。これが活用のパターンです。

活用のパターンにはどんなものがあるんですか?

五段活用、上一段活用、下一段活用。そしてカ行変格活用、サ行変格活用の5パターンです。

どうやって見分けるんですか?

それぞれの動詞の後に「~ない」をつけてみるんです。

未然形にするんですね。

歩く →  歩か(あ)ない →五段活用
起きる→  起き(い)ない →上一段活用
食べる→  食べ(え)ない →下一段活用

「~ない」をつけた時に、その直前の文字が「あ」段の音になる動詞は、五段活用。「い」段になる動詞は、上一段活用。「え」段になる動詞は、下一段活用となります。ほとんどの動詞は、この3つのうちのどれかにあてはまります。

ということは、さっきの「飲む」は「飲ま(あ)ない」だから、五段活用なんですね。

そのとおりです。「飲む」の変化を見てみると「ま・み・む・め・も」と5つの段に変化していますよね。だから五段活用と言うんです。

上一段活用と、下一段活用はどんな変化をするんですか?

上一段活用と下一段活用は、このようになります。



うわぁ、覚えるのが大変そうですね。

上一段の場合は「い・い・いる・いる・いれ・いろ(いよ)」、下一段の場合は「え・え・える・える・えれ・えろ(えよ)」と、声に出してみると頭に入りやすいですよ。

カ行変格活用、サ行変格活用というのは、どういったものなんですか?

その2つは「変」の文字が入っているとおり、変則的な活用をします。

動詞の中でも例外なんですね。

はい。カ行変格活用にあてはまるのは「来る」、サ行変格活用にあてはまるのは「する」。それぞれ、その1つずつしかありません。では、その語形の変化を見てみましょう。

 

確かに、今までに見たことのない変化の仕方ですね。

サ行変格活用の未然形は3つもあるんですね。

基本は「し」への変化なのですが,「さ」「せ」となることもあるので一緒に覚えておきましょう。

こちらも声に出して覚えるとよいのですか?

はい。「こ、き、くる、くる、くれ、こい」、「し、せ、さ、し、する、する、すれ、しろ、せよ」と何度も口に出し、音で覚えるのがおすすめです。

 

活用を覚えたらいざ実践!

 テストではどういった問題が出るんでしょうか?

例えば「『寝る』の仮定形を答えよ」といった問題が出題されます。

「寝る」は下一段活用だから、仮定形は「寝れば」ですね。

正解です。では「私は日本語を話します」の「話し」の活用形は何でしょうか?

後に「ます」がきているから、連用形ですか?

そのとおりです。動詞の活用の知識が身につけたら、今後はそれを実際の問題や文章の中で使ってみることが大切です。繰り返し問題集を解けば、自分がニガテとするところだけでなく出題の傾向もわかりますからね。

 

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