2学期中間テストに注意すべき理由

保護者

もうすぐ夏休みも終わるわね。

保護者

なんだかあっという間でした。お子さんは、宿題は終わられました?うちの子、まだ残っているみたいで、今日も必死にやっていました。

保護者

うちもそうよ。休み明けは確認テストがあるっていうのにね。こんなことで2学期の中間テスト、大丈夫かしら。あまり言いすぎるのもかわいそうだから、言わないようにしているんだけれど、心配よ。

教室長

2学期の中間テストは、注意したほうがいいですよ。

保護者

どうしてですか?

教室長

まず9月、10月は一般的に文化祭や体育祭などの行事が多く、授業や家庭学習も変則的になりがちです。行事に向けての練習や準備で、予定が狂うことが多々ありますよね。

保護者

確かにそうですね。なんだか勉強時間もぐっと減りそう。

教室長

そんな忙しいなか、中学1年生にとってはいよいよ苦手科目が出てきやすい時期です。また学年が上がって勉強が難しくなった中学2年生も、いままで以上に重要な単元が多く出てきます。

保護者

難しい時期なんですね。つまずくことも多そうです。

教室長

ただ逆に言えば、ここをうまく乗り切るとその学年の学習はかなりスムーズに進むので、実はけっこう大事なポイントなんです。だからこそこの時期は注意が必要ですね。点数もほしいですが、間違えた問題の復習をすることもかなり大切な時期だと言えますよ。

中学1年、2年の2学期中間テストのポイント

保護者

2学期の中間テストに注意する理由がよくわかりました。なにか対策として、各学年でしておいたほうがいいことはありますか?特に積み上げ科目って言われる数学と英語について、ぜひ教えてほしいです。

教室長

まず中学1年生の場合ですが、1学期でよい点数を取って、油断しているお子さんはかなり多いと思います。その油断から2学期の成績を落としてしまうことがあるので注意してもらいたいところですね。

保護者

確かにそうですよね。1学期は英語もアルファベットからのスタートですし、数学も簡単な計算問題が多いですものね。

教室長

英語に関しては2学期からいよいよ文法の単元が本格的にテストに出始めます。だからこそ、まずは対訳のやり方を覚え、英語の文章に慣れていく必要があります。文章のなかでその文法がどんな役割をしているのか考えることが大切です。

保護者

単純な英単語の練習だけじゃなくて、文法の演習も増やしていかないといけないですよね。中学1年生の数学はどうですか?

教室長

まず1年生で身につけないといけないことは、計算ミスをしないことと、計算問題に慣れることです。その上で2学期からはグラフや文章問題に取り組む必要があります。集中し、より難度の高い問題にチャレンジして数学の基礎を身につけないといけないので、復習は必須ですね。

保護者

積み上げ科目って一度わからなくなったら、そのさきが大変って言いますもんね。中学1年生からきちんと考えていかないといけないんですね。中学2年生の数学と英語ではどんなポイントがありますか?

教室長

まず大前提として、中学2年生の2学期は、全科目難度が上がってきます。さらにそろそろ、進路を決める時期でもありますよね。本来ならもっとも時間がほしい時期なのですが、さきほどお話したように、学校はかなり多忙な時期です。

保護者

そんな時期なら私たち保護者も協力してあげたいですね。数学も英語も、ずいぶん難しかった記憶がありますし。

教室長

そうですね。英語に関しては、中学2年生で助動詞や不定詞を習うことが多いので、2学期はそれらの文法事項を使った問題も増えてくるはずです。特に助動詞などは文章読解をする上で必須の単元ですし、使用法をきちんと覚えられれば、受験でかなり役に立ちますよ。

保護者

中学2年生の2学期から、英語の文章もすこしずつ長くなっていったような気がします。

教室長

そうですね。このあたりから長文を読んでいく基礎をつけていく必要もあります。中学1年生のころよりも深く文章を読み込んでいかないといけないので、復習に加えて毎回の予習も必要になるでしょう。

保護者

数学はどうですか?

教室長

数学はさらに注意が必要ですね。数学では中学2年生で習う範囲が中学3年生の学習の土台となります。特に2学期においては中間テストと期末テスト、どちらも難易が高くなるため、中間テストでつまずいて、後れを取ることは避けたいですね。

保護者

そうならないためにも、なにに注意すべきですか。

教室長

2学期の予習・復習はもちろんですが、夏休みのあいだに、どれだけ予習を進めているかもポイントになると思います。忙しい時期に時間がなかなか確保できない分、夏休みに時間を取って勉強しておきましょう。

 

 

中間テストの対策・学習計画なら
東京個別・関西個別にお任せ!

秋の学習のカギは、時間の使い方

保護者

いまの話を聞いていると、2学期の中間テストのポイントは「予習」のような気がしてきました。

教室長

いいご指摘ですね。予習のしかた、さらに言えば「時間の使い方」がポイントなのではないかと思っています。1学期と違って学年最初の決意も薄れがちですし、行事に気を取られたり、今の学年に慣れてなまけてしまったりすることもあるでしょう。だからこそ、学習時間をきちんと確保できているか再確認をすることが大切です。

保護者

お子さんがそんなに忙しい時期なら、保護者もきちんとフォローしたいですね。保護者がお子さんの学習の進捗を知っていれば、なにか手助けできるかもしれません。

教室長

そうですね。保護者とお子さんで時間のあるときに、穏やかな雰囲気で相談してみるのもいいかもしれませんね。

保護者

でも教室長、どのように定期テストに向かっていくか、計画レベルの話になると、なかなか私も不安なところがあるんです。そういう場合はどうすればいいですか?

教室長

学習塾に通っているのであれば、塾の先生に相談するのがもっとも効果的でしょうね。個別指導塾であれば、無料のカウンセリングもやっていますよ。

保護者

個別指導塾では、夏休みは夏休みだけのプランを組んでくれるって聞きました。

保護者

ふだん受講していない科目も受けられるの?

保護者

そうみたいです。通常科目以外に科目を増やせますし、増やす回数も相談して決められるみたいです。

教室長

前にも言いましたが、中学2年生は学習内容が難しく、時期的にも忙しいので、予習はとても大切です。夏休みは暑い時期で集中力も落ちますから、そういう場所でしっかり集中して量をこなしたり、予習を進めたりするのは効果的かもしれませんね。

保護者

塾の先生に相談に行かなくちゃ!

冬休み勉強

個別指導塾の定期テスト対策

地域密着型の個別指導塾だから、近隣学校の出題傾向を分析・予測して定期テストを対策。総合点アップを目指し、定期テスト前は受講していない科目もフォローします。

詳細を確認する »