筆箱を選ぶポイントは収納・素材・耐久性!

保護者

最近、うちの子は文房具に凝っているみたいで、先日も新しい筆箱を買ってほしいと言われました。中学生が使う筆箱はどんなものがいいでしょうか?

教室長

学習のモチベーションアップにもつながるので、デザイン性は重要です。それをふまえた上で、筆箱を選ぶポイントは、収納・素材・耐久性の3つに優れたものがいいと思います。

保護者

収納はポケットが多い、ものが入れやすいということですね。素材と耐久性は具体的にどんなところを見たらいいんでしょうか?

教室長

筆箱は毎日使用するものなので、汚れがつきにくい素材がおすすめです。布よりもビニール素材のほうがいいでしょう。ビニール素材ですと、万が一汚れがついても拭き取ることができるので便利です。また、缶の筆箱は音が目立つ場合もあるので、もっていく場所によっては不向きなこともあります。

保護者

確かにそうですね。うちの子が以前使っていた布製の筆箱は、すぐに真っ黒になってしまいました。長く使うためにも、汚れが目立たないものを選びたいですね。

教室長

また、中学生は荷物が多いので、カバンに押し込んでも型崩れしない耐久性に優れたものがいいでしょう。型崩れしにくいかどうかも筆箱を選ぶ際には注意してみてください。

準備すべき筆箱の中身とは?

保護者

中学生は筆箱にどんなものを入れているのかしら?おすすめの文房具も教えてください。

教室長

それでは、私が実際に使って便利だった文房具をいくつかご紹介しましょう。まず基本となるシャープペン。これは芯の太さを細くキープしてくれる「クルトガ」(三菱鉛筆)が使いやすかったです。普通のシャープペンは文字がだんだん太くなってしまいますが、クルトガは芯が回ってとがり続けるため、文字の太さを一定にキープできます。

保護者

うちの子から聞いた話だと、中学生のあいだでは「ドクターグリップ」(パイロット)も人気があるそうです。中には振るだけで芯が出てくる機能もあって、便利だと言っていました。

教室長

「ドクターグリップ」はむかしから根強い人気のあるシャープペンですね。最新の「ドクターグリップ」は、内側グリップを好みのデザインに組み替えて、オリジナルのカスタマイズも可能だそうですよ。

保護者

うちの子の筆箱を見たら、カラーペンがたくさん入っていてパンパンになっていました。もうすこしスッキリ整理する方法はないでしょうか。

教室長

そんなお子さんには「スタイルフィット」(三菱鉛筆)のボールペンがおすすめです。1本で、5色までカラーをセレクトできるのでとても便利です。ホルダーとリフィルを自由にカスタマイズして楽しむことができます。

保護者

自分でカスタマイズできるのはうれしいですね。

教室長

ほかにも、書いた文字をこすって消せるフリクションタイプのペンも愛用されています。フリクションタイプのペンは、教科書に線を引くときに使いたい文房具です。誤って線を引きすぎたときにもこすって消すことができるので、教科書が真っ赤になるのを防げます。実は、このタイプのペンは温度が60度以上になると文字が消えてしまうことがあるので、直射日光のあたる場所に教科書やノートを置かないなどの注意は必要です。

保護者

温度で文字が消えてしまうことがあるなんて、知りませんでした。

教室長

意外と知らない方が多いようです。文房具はまさに勉強のパートナー。文房具の特徴を理解して、上手に活用しましょう。また、最近私が使っていて便利だと感じたのは、針を使わず、紙をプレスして圧着させるタイプのホチキスです。針がゆるんだり、捨てるときにも針をはずす必要がない便利なアイテムです。

保護者

指を怪我する心配もなさそうですね。最近の文房具はすごいんですね。

教室長

優秀なのは新しい文房具だけとは限りません。王道の文房具としてずっと変わらないものもあります。たとえば、消しゴムはやはりロングセラーの「MONO消しゴム」(トンボ鉛筆)がおすすめです。消しやすくて、紙へのダメージが少ないので、愛用している方も多いのではないでしょうか。

保護者

確かに、私も学生時代に使っていました。

保護者

学生時代に使っていた文房具と言えば、スティックのりを思い出すわ。

教室長

スティックタイプののりは、紙にひびきにくいのでおすすめです。数学の授業などに欠かせない定規は、目もりの見やすさに重点をおいて選んでみてください。折りたたみ式の定規はテストで使用不可の場合もあるので、ノーマルなものを選んでおきましょう。

 

 

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教室長

ノートをきれいにまとめることも大切ですが、もっとも大切なのは授業内容の重要部分をわかりやすくまとめることです。

保護者

確かに、きれいなノートをつくることに気を取られすぎて、あとで見直したときにわかりにくいノートになってしまった経験があるわ。

保護者

復習をする際に「わかりやすいノート」をつくるのが理想ですよね。そのためには一体どうしたらいいんでしょうか?

教室長

ノートまとめに便利な文房具が付箋です。授業中に気付いたことや復習が必要なところに付箋を貼っておきましょう。どうしてそこが重要なのか、復習が必要なのかなど、簡単にメモをとっておくとより効果的だと思います。勉強効率がアップするノートの作り方は、こちらの記事で詳しくご説明しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

保護者

なるほど。付箋が貼ってある部分が、復習の目安になるということですね。

教室長

そのとおりです。また、文房具は勉強の効率化を助けるだけでなく、友だちとのコミュニケーションのきっかけにもなりますよ。

保護者

文房具でコミュニケーションですか?

教室長

昨今では、五感が刺激されるような、おもしろい文房具が続々と登場しています。動物モチーフの文房具や500円以内で購入できるミニ万年筆、キャラクターのふきだしがついた付箋などが人気です。視覚で楽しめる文房具は友だちとの会話にもつながるので、コミュニケーションツールとしても活躍してくれます。

保護者

私も文房具に興味がわいてきました。こんど、うちの子と文房具を選びに行ってみたいと思います!