中学生の冬期講習にかかる費用の相場


「冬期講習には通わせたいけど、費用のことが心配」という保護者の声をよく聞きます。今回は、冬期講習(冬季講習)にかかるお金の相場と、冬期講習を受ける効果について見ていきましょう。

冬期講習(冬季講習)の費用は3万円台から

うちの子を冬期講習に行かせようと思うのですが、費用が気になります。実際にかかる金額はどのくらいなんでしょうか?

そうですね、費用は塾によっても、また受講する講座数やコースによっても変わってくるので一概には言えません。「コース全体でいくら」という料金設定をしているところもあれば、「1講座や1教科でいくら」と設定をしているところなど、冬期講習の費用はさまざまです。

相場みたいなものはないのかしら?

中学生対象の冬期講習でいうと、1つの目安となる額が3万円台くらいからです。中学3年生対象の受験対策用になると、5~7万円台と一般的に費用が高くなり、場合によっては10万円以上になることもあります。受験対策用の冬期講習が高額になる傾向にあるのは、授業実数が多くなることに加えて、専用のテキスト代や模擬試験の受験料などがかかるからです。

そうなんですね。やはり授業料の高い塾のほうが成績が伸びるということですか。

それは一概には言えないと思います。授業料の高くない塾であっても、お子さんと相性ピッタリで優れた指導のできる先生がいれば、やる気も上がりますし、それだけ前向きな気持ちで取り組むことができるので、高い学習効果が期待できることでしょう。 

うちの子も昔、冬期講習に行かせたことがあったけど、「苦手なところがよく理解できた!」と喜んでいたわ。

きっと京子さんのお子さんは、勉強のコツがわかって自信がついたり、成績が伸びる喜びを覚えたり、何か勉強に対するよいきっかけを見つけることができたりしたのではないでしょうか。まだ塾に通っていない生徒さんにとって、日ごろの勉強を見直すよい機会になりますので、ぜひ参加をおすすめしたいですね。

大事なのは、価格そのものよりも「費用対効果」

うちの子の性格を考えると、集団指導より個別指導のほうが向いているかと思います。でも、受験対策で個別指導となると、費用もかなり高くなってしまうのではないか心配です。

確かに、個別指導のほうが指導が細かなところまで行き届き、カリキュラムがオーダーメイドでできるので、集団指導に比べると割高になる傾向があります。ただ、集団指導に比べて大幅に金額が上がるわけではありません。すでに理解が十分な単元については、その部分の授業をカットすることもできます。集団塾だけで塾選びを考えている方も、場合によって個別指導塾のほうが効率よく勉強できて、より成果につながることもあります。ぜひ一度は個別指導塾も検討してほしいですね。

受験生の保護者だった経験からアドバイスをするなら、「授業料の高い・安いだけで選ぶのはよくない」ということね。

どういうことでしょうか?

京子さんはきっと、塾選びの判断基準のことをお話になりたいのではないでしょうか。塾をどのように比較してよいのかわからないと、つい授業料で判断してしまうかもしれませんし、あるいは家からの距離だけで決めてしまうかもしれません。でも、あくまで塾に通うのはお子さん自身です。塾で教わる内容がお子さんの学習目的や理解度に合っているか、そして本人のやる気を引き出し、「もっと勉強したい」と思わせてくれるかどうかのほうが重要なはずです。

授業料が安くても、いくら家から近くても、成果の出ない塾はお金も時間もムダになってしまい、結局は高くついてしまうものね。特に中学生までの塾選びは子ども任せにせずに、しっかりと検討することが必要ね。

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費用対効果の高い講習会にするためのポイント

どうすれば成果の出る冬期講習を選べますか?ポイントが知りたいです。

塾の資料を取り寄せても、 どこの塾もいいことばかり書いてありますから、それだけで判断するのは感心しません。ぜひお子さんとよく相談して、塾選びのポイントを決めておくとよいと思います。

たとえば、どんなことですか。

まずは、先ほど家からの距離の話が出ましたが、自宅からの距離は確かに大切です。特に女子は遅い時間になると心配ですし、通塾の負担が大きすぎてもいけません。そうすると、かなり対象はしぼられてくると思います。その次は、通塾の目的です。高校受験を意識した勉強がしたいのか、英語や数学などの主要教科の対策がしたいのか、あるいは苦手にしぼった対策がしたいのかを、よく相談してみてください。目的によって通うべき塾も変わってきますし、もし保護者とお子さんのあいだで意見の違いがあると、本人も納得して通えなくなってしまいます。

確かに、勉強をするのはお子さんですからね。

そのとおりです。お子さん本人の意志が確認できたら、実際に親子で塾の学習相談に行ってみて、授業のシステムなどの説明を聞きに行ってください。当日は塾へ予約するとよいでしょう。じっくり時間をとって、専門の教室スタッフが親切に説明してくれると思います。

私のときは、塾に通っているお子さんたちの様子を観察したわ。みんなやる気をもって塾に来ているか、授業に集中して臨んでいるか、自習設備は快適に勉強できる環境か、などをチェックするといいわよ。

そうですね。塾の雰囲気や空気感も大切な要素です。あと、塾にスムーズに入っていくためにも、冬期講習の何週間か前から申し込んでおくとよいでしょう。できれば、11月中に申し込めると、理想的です。

マスター、それはちょっと気が早すぎないかしら?

いえ、そんなこともないですよ。冬期講習は塾内生(通塾生)向けの案内と、講習会だけの外部生向けの案内があります。塾内生向けには、早いところだと10月中旬から冬期講習の説明会を行い、冬休みの2週間という限られた時間を最大限に生かすために準備しています。ですから、講習会だけを受ける場合でも、時間的な余裕を確保しておくのが大切です。

なるほど、余裕をもって冬期講習に申し込むと、しっかりと心の準備をしてから勉強に臨めるのね。うちの子とも検討してみたいと思います。

実際にここ数年、塾選びは早期化する傾向にあります。個別指導の中には、冬期講習の2週間で集中的に詰め込むのではなく、12月中旬からの通塾にして、着実に進められるように提案してくれることもあります。時間的な余裕を確保しておくと、それだけ融通も利くのでよいですよ。いろいろとお伝えしましたが、ぜひよくご相談の上、納得の行く塾選び、そして有意義な冬期講習にしてくださいね。

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