新学期を迎えてのさまざまな変化

保護者

あっという間に新学期ね。

保護者

そうですね。うちの子もクラス替えにハラハラしていました。

保護者

懐かしいわね。好きな子と同じクラスになれた!って喜んでいたのを思い出すわ。

保護者

私は、苦手な子や先生と離れられたっていう喜びのほうが大きかったかもしれないわね。

保護者

先生といえば、確か担任もかわるんじゃなかったかしら?

教室長

クラス内の人間関係や担任との相性は、中学生の学校生活を大きく左右しますよね。クラスが変わるまでは学校がきらいだったお子さんがクラスや担任の先生がかわるなり、学校が大好きになったりすることもあります。

保護者

特に1学期は新年度ということもあるし、学年が上がることも大きいわよね。

保護者

確か友だちのお子さんは、中学1年生から中学2年生に上がるということで、「中だるみ」が心配って言ってました。

保護者

なるほど。中学2年生は受験まではまだ時間がありますし、中学1年生と違って中だるみも起こりがちですね。新中学1年生や新中学3年生にとっては学年が上がることは大きな変化ですよね。

保護者

新中学1年生は、小学校から中学校への大きな環境変化を迎えます。校舎が違うのはもちろん、初めての制服、初めての教科担任制、初めての先輩後輩関係…初めてなことばかりです。

保護者

中学3年生は、やはり受験かしら。

教室長

そうですね。先生やまわりのムードが一気に高校受験モードになり、お子さんたちもピリッと引き締まった雰囲気になります。また新学期を機に高校受験を視野に入れた勉強体制を整えるご家庭も多くなっています。たとえば塾に通い始めるなど、みなさんそういった対策を取られていますよ。

春はもっとも成績の伸ばしやすい時期!

保護者

勉強体制といえば、春は一番成績を伸ばしやすい時期だと言われているんですよね?

教室長

そうですね。新中学1年生の場合は、算数が数学になったり、英語の本格的な授業が始まったりと新しいことだらけです。したがって最初はみんな横並びですから、スタートダッシュが肝心になります。

保護者

新中学2年生はどうでしょうか?

教室長

いわゆる「中だるみ」しやすい新中学2年生ですが、特に英語や数学などは中学1年生で習ったことを土台にして授業が展開されていきます。例えば英語なら、中学1年生で習った現在進行形の応用として中学2年生で過去進行形を、数学なら中学1年生で習った比例の応用として中学2年生で1次関数を習います。

保護者

中学1年生の範囲が定着していないと、中学2年生の学習範囲を学ぶ時に困るわね。

教室長

おっしゃるとおり、高校受験まで時間がある分、中学1年生のうちに克服できなかった苦手を中学2年生のうちにつぶしておく必要がありますね。また同時に、こんどは中学3年生の学習につながる土台をつくっていくことも大切です。たとえば英語では、中学2年生で習った不定詞の応用が中学3年生で出てきますし、数学では中学2年生で習った1次関数の応用として中学3年生で2次関数が出てきます。

保護者

大事な時期なのね。

保護者

しっかり苦手を克服することが成績アップにつながる学年と言えるわね。

教室長

そして新中学3年生は、高校受験に向けてできるだけ早い段階から目標を設定し、長期的・短期的な計画を立てながら勉強していくことが重要になります。

保護者

長期的目標と計画はもちろん志望校の受験についてよね。短期的計画っていうのはどうなるのかしら?

教室長

模擬試験や中間試験、期末試験などを1つの目標にした計画になるでしょう。それらの学習を積み重ねながら、長期的に受験対策をすることになります。

保護者

目標と計画の的確な設計が成績アップのカギになりそうね。

新学期から始めるおすすめの勉強方法は?

保護者

どの学年も新学期は新たな一歩になるんですね。でも新しいことだらけの新中学1年生や中だるみしやすい新中学2年生、受験対策を本格的に始めないといけない新中学3年生を、それぞれどうサポートしていけばいいのかしら。

保護者

学校がある程度はサポートしてくれるはずだけど、生徒1人ひとりについては目の届かないことも多いのよね。

教室長

お子さん1人ひとりに合ったサポートをご希望なら、個別指導塾や家庭教師を始めてみるといいかもしれません。特に個別指導塾は実績やデータの蓄積が豊富ですから、安心してサポートを受けられますよ。

保護者

なるほど。さっそく友だちにいろいろ教えてあげなくちゃ!