こつこつとした努力の積み重ねと、そうして得られる良い結果。その喜びを勉強を通じて体感してもらい、この先の未来にある困難に対しても果敢に挑戦して欲しいと思っています。身近な具体例で解説することや、一生懸命集中して取り組んだ後は、おもしろい話を挟んだりするなどメリハリを心がけています。塾を負担に感じてほしくない、楽しく勉強して欲しい。という思いがあります。

授業や単元の勉強だけではなく、普段の生活の中で、さまざまなことに関心を向けるよう伝えています。現代文などの文章読解力が必要な科目では、受け取った情報の解釈や理解の正確さが求められ、常日頃からさまざまな物事に関心を向けることが、そのトレーニングになると考えているからです。

問題が解けるようになった、理解できた、テストの点数が上がったなどの成功体験で笑顔になってもらいたいと考えています。勉強を身近にとらえてもらえるように、生徒の性格やその日の様子に合わせた指導を行い、解説を図で表したり、具体例を用いて授業を進めています。

今後の人生を生徒さん自身が自信を持って歩けるように、勉強のみを教えるのではなく、その勉強が何とつながっているのかや今後の将来のことについてなどの話をしてあげるように心がけ、勉強に対するモチベーションを向上させるようにしています。個別指導のいい所は、先生が身近な距離にいることだと思います。それを生かすためには勉強だけでなく、さまざまなことについても教えることが大切だと考えています。

授業では定着度確認テストや単語テストを取り入れ、何ができていて、何ができていないのか、生徒と共有し合うことを大切にしています。生徒に合った勉強方法を見つけ、伸ばしてあげることで、苦手分野を克服するための学習法、学習習慣も自然と身につくと考えています。

「がんばったら、できるかも」と、自分の可能性を感じてもらえるような教え方を心がけています。今までに授業で扱った他の問題や、生徒がすでに習った内容と結びつけて、これまで進めてきた勉強が無駄ではなかった、今自分の力になっていると思えるような授業を行っています。「できた！」を積み重ねることで、自信につながると思っています。