小学生の
合格者の声・体験談

入塾当初の成績だと、志望校の山手学院中学は少し難しい印象でした。そこで算数では計算ミスをなくすことや苦手な分数計算、理科は速さを求める問題などの苦手単元を集中的に演習し、克服することにしました。 学習の進め方は、ご家族とも相談しながら計画しました。他科目の担当講師とも連携しながら、宿題の量についてはご両親の管理のもと進めていました。ご家庭の方針で「先生ノート」というものを作っていて、家庭学習でどんな問題をやって、何がわからなかったかを共有してもらったのが、すごく役立ちました。塾と家族が一体となって伊藤さんを応援してきたという感覚です。 小学6年生の9月までは苦手分野を克服していき、数学は偏差値50後半にアップ。冬期講習からは、過去問を解きはじめ、偏差値も60に届くレベルに。最終的に、苦手を克服して合格に導けたので、ご家族の期待にも応えられてよかったです。

江端さんは、やるときはやる、オンオフが明確な生徒という印象でした。 なので、集中しているときにはなるべく声をかけずに机に向かってもらい、集中力がなくなってきたときに声をかけるというようにメリハリをつけるようにしていました。指導で工夫した点は、解く問題のレベルと解かない問題のレベルを選んで取捨選択したこと。国語の担当の先生と協力して、過去問の進め方、どんなペースで授業内に振り返りをするかなど決めました。 講習会の期間は1日に4、5コマ授業が入っていましたが、めげずにがんばってくれましたので、見事に第一志望校の合格をつかみ取ってくれたのだと思います。

小川先生（算数担当） 新田さんを担当し始めたのは小学6年生の4月からで、受験まで1年もないという時期でした。志望校もはっきりしてなくて、新田さん自身も算数をどれだけがんばらないといけないのか、見通しが曖昧で不安そうでした。そこで新田さんが志望校を決められるように、説明会の感想を聞いたり、受験科目や難易度について一緒に調べたりして、志望校を絞っていきました。志望校が決まると、必要な点数や演習量が分かるので、モチベーションも自然と上がっていきました。 短期間で6年生までの内容と特殊算を詰め、過去問題の対策に移りましたが、1周目はやはり間違えてしまう問題がたくさんありました。過去問題から傾向を捉え、類題をひたすら宿題で出し続けたことで、2周目にはすらすら解けるようになりました。冬期講習も1日にたくさん授業があって大変だったと思いますが、励ましながら一緒にがんばったことで、合格を掴み取ることができました。 荻原先生（国語担当） 新田さんは本を読むことが好きだったので、国語の長文問題を読むことに抵抗感はなかったのですが、本文の内容を自分でうまくまとめることができず、記述問題で落としてしまうことが多くありました。一緒に原因をさぐっていくうちに、文字数に縛られてうまく書けていないことがわかりました。 そこで、まずは苦手意識をなくすために、文字数制限をなくして書いてもらい、解説時に一緒に不必要な部分を削っていく方針にしました。すると少しずつ記述問題の空白がなくなり、自分で文字数内にかけるようになりました。その後、苦手分野に自ら向き合える姿勢が身につき、無事第一志望校に合格することができました。

小学5年生の5月頃から担当になりました。担当し始めた頃は、公式や小手先のテクニックで答えを出して満足してしまいがちだったため、解法の本質や公式の意味を理解するよう働きかけると、そこから徐々に解ける問題が増えていきました。それでも入試レベルの問題にはかなり苦戦していましたが、めげずに演習回数を積み重ねたことで、思考力が向上し、最後は第一志望校をつかみ取ることができました！

入塾当初は勉強があまり好きではなく、気持ちが持続しないことが課題でした。受験が近づき、追い込みも必要でしたが、市村さんにとって必要なことを考えたときに、まずは勉強に対するモチベーションを保つことが大切だと考えました。 彼女は、初見や難しそうに見える問題に対して、すぐに「できない」と諦めてしまうところがありました。そのため、難しい問題をたくさん解くのではなく、基本問題を中心に解いて「できた！」という実感を持ってもらい、難しそうに見える問題に対しても立ち向かえる自信をつけていきました。それにより、最初は過去問題を見て「こんなの解けない」と弱音を吐いていた彼女が、入試直前に実施された志望校の入試問題体験会で「結構解けたよ！」と嬉しそうに報告してくれました。 その後も難しい問題にも諦めずに向き合って努力してくれた結果、志望校に無事合格。今では授業のたびに、新たな学校生活を楽しそうに話してくれます。

中村さんは入塾当初、国語に対してかなり苦手意識を持っていたので、せっかく勉強するなら好きになってもらいたいと感じていました。 苦手の原因を分析すると、語彙に課題点があることがわかり、改善のために「単語調べ」の宿題を毎回必ず出すことにしました。本人も私のアドバイスを素直に聞いてくれて、一生懸命宿題に取り組みました。 その結果、読解問題の正答率が大幅に上昇。さらに「調べた単語を使えるようになったらもっとよいのでは」と単語調べに加え、作文の宿題を出すことを提案し、調べた言葉や漢字をアウトプットする機会を設けることができました。 様々な指導方法と、本人の努力があり初めは国語に対して苦手意識のあった中村さんでしたが、今では「国語が得意！」と言ってくれるようになり、無事、志望する中学校に合格することができました。

12月の冬期講習から算数を担当させていただきました。あまり学校に行けていないと聞いていたので、塾に来たいと思ってもらえるような指導を心がけました。 わからないからしんどいという状態に陥らないよう、まずはわからない問題を徹底して解説し、さらにできる楽しさを知ってもらうために類題を出題し、勉強に少しでも楽しさを感じてもらうことを意識しました。 またそれだけでなく、受験で必要となるラインを見定め、そのラインの問題だけ解けるようになってもらうことにフォーカスすることで、無理なペースでしんどくならないようにしつつ、合格を勝ち取れるよう心がけました。そうした結果、志望校合格につながり、人生における1つの大きな成功体験に貢献できたことを嬉しく思います。

６年生の11月に入塾されて、そこから３ヶ月間を一緒に走り切りました。当初から勉強への意欲は高く、学習習慣もありました。しかし受験勉強はしていなかったので、「いつまでに・何に・どう取り組めばよいのか」と具体的に目標設定をしました。受験に向けて焦る気持ちのなかで「わからない」という状況に焦ってしまうことが多かったので、「繰り返しの演習」と「できるようになったね」「このままがんばれば大丈夫だよ」という言葉を大切に、授業をしていきました。過去問題の演習では、点数が約3倍に伸びたり、自分でどこがわからなかったのか説明ができるようにもなり、最終的には第一志望合格に辿り着くことができました。

まだ受験をするかしないか迷っている段階だった小学５年生の頃に担当をさせていただきましたが、当時は分数の約分、通分ができない状態でした。そして、中学受験をすると方針を固めた際には、まず学習習慣の定着、受験生になるという覚悟を決めてもらうところから始めました。その後、最初のうちはなかなか成果がでなかったものの、徐々に成績も上がり、最後まで諦めずにがんばった結果、見事志望校に合格することができました。 この受験を通じて、私も「諦めなければ報われる」ということを実感できました。

私は昨年の４月頃から徐くんの算数の担当になりました。当時から模試などの得点も高く、自身が解いた問題の経験をいかして考えることができていました。しかしながら頭の中で計算や思考をすることが多かったため、計算ミスがあったり初見の問題に対して、整理してアプローチしていくことが苦手だったりと、まだ力を伸ばすポイントがありました。そこで授業の際は、「思考の言語化と文字化」をポイントにして、正解した問題もどのように考えたのか説明をしてもらったり、あえて講師側から教材の問題と記述で書くように指導をしたりしていました。そうすることで、自分が考えたプロセスを整理することができ、小さなミスが減り、初見の問題に対しても、より理論的なアプローチで考えられるようになっていたと思います。そうした取り組みの工夫もあって、無事に志望校に合格することができました。