作文・小論文を書き上げるために時間配分を意識しよう!

保護者

最近、高校入試の対策として作文・小論文の練習をしているんです。

教室長

入試の作文・小論文というと、テーマと指定文字数が与えられ、その条件に沿って書いていく課題ですね。

保護者

決められた時間内に作文・小論文を仕上げるのは、大変そうですね。

保護者

うちの子は構成を考えすぎてしまい、最後まで書き終わらないときもあるようです。

教室長

入試作文・小論文の対策として、その字数を書き上げる時間を把握しておくといいでしょう。書き上げる時間とは、原稿用紙に文字を埋める時間のことです。その中に考える時間や構成する時間は含みません。書く時間を制限時間から引いて時間配分を考えます。

保護者

作文・小論文で自分の書く速さを知っておく、ということね。

教室長

はい。そして残りの時間で「課題を理解する→作文の主題や結論を固める→書く順番を決める」という考える時間が終わるように時間配分を考えましょう。この3つのステップはいずれも重要なものなので、それぞれどのくらいの時間が必要なのかをあらかじめ把握しておきましょう。

保護者

なるほど!入試の作文・小論文は時間配分が大切なのですね。

教室長

作文を書く上でもっとも「険しい事態」とはどんなことだと思いますか。

保護者

なにを書くか決まっていないのに書き始めることじゃないかしら。

教室長

ご名答ですね。作文・小論文の結論部分について書きながら考えるというのは、いちばん避けたいことです。制限時間もあって焦るかもしれませんが、まずは時間の3割程度の時間を使って、どんな論旨にして、どの順番で書くのかまでは固めた上で作文・小論文を書き始めることが大切です。

保護者

作文・小論文ってむずかしいわ。自分の考えていることを文章にするのって大人でも大変じゃないかしら。

教室長

はじめのうちは作文・小論文といっても、なかなか思いどおりにいかないかもしれません。しかし、何度も練習を重ねるうちに、自然と自分のペースができていきます。課題と向き合って、練習を重ねていくと、確実にうまく表現できるようになります。

 

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よく出題される作文・小論文のテーマの予習も必要

保護者

推薦入試の作文・小論文は、難しいテーマが多くて悩んでいます。作文・小論文の文字数も400字から800字と多い印象を受けます。

教室長

入試でよく出題される作文・小論文のテーマと傾向をしっかり対策しておきましょう。まず、作文・小論文の題材として問われることが多いのは「学校生活に関すること」です。

保護者

これまでの学校生活でなにをしてきたか、そして今後、なにをしていきたいかを問われる問題ね。

保護者

なるほど。作文・小論文を対策をする上で、これまでの経験で学んだことや、今後の展望をすぐに答えられるように整理しておいたほうがよさそうですね。

教室長

はい。そのほかにも作文・小論文には、ふだん使われている言葉やことわざについて問われるテーマも多いです。

保護者

言葉やことわざというと、具体的にはどういったものでしょうか。

教室長

たとえば、「『灯台下暗し』とはどういう意味か。あなたの体験談を述べよ」「『幸せ』とはどういうことか」などです。こういった問題では、その単語の意味や使い方をしっかり理解しておくことが必要になってきます。

保護者

作文・小論文の対策には、まず日本語のボキャブラリーを増やしておく必要がありそうですね。

教室長

ボキャブラリーを増やすためにも、日ごろから国語の用語集を読む習慣をつけておくといいでしょう。また、知らない単語を見たら辞書で調べるまめさも大切です。また、時事問題に関するテーマもよく出題されます。たとえば、「2020年の東京五輪について」や「日本の輸入問題について」です。ここ数年では「SNS」に関するテーマもよく見受けられます。もし過去問をみて、そうした傾向の出題が見られるようであれば、ふだんからニュースなどをこまめにチェックしておき、受験直前には時事問題をまとめた参考書で確認しておきたいところです。

合格する作文・小論文は【段落ごとの役割】が明確!

保護者

入試作文・小論文を上手に書くにはどうすればいいでしょうか?

教室長

上手な作文・小論文とは、出題されたテーマに沿って的確に自分の意見を述べられている文章です。独創的な意見ではなく、ある1つの問題に対して、自分はどのように考えるのかを明確にわかりやすく述べることができればよいのです。そのためにはまず、段落ごとに書くことを決めておきましょう。

保護者

作文・小論文のフォーマットをつくっておくということでしょうか。

教室長

そんなイメージです。もっとも一般的な作文・小論文のフォーマットの考え方をご紹介しましょう。まず、文章の始めの部分で自分の意見をはっきりと述べます。賛成、反対などを求められている際は、ここで自分の立ち位置をはっきりさせましょう。それに続く部分では、自分の意見を証明させる文章を書きます。「あなたの体験をもとに」という条件がある場合、ここで体験談を書きます。そして、最後の部分でもう一度、最初の部分で述べたことに関連付けながら結論を語るのです。作文の始めのところを受けて最後に結論を明示すると、よくまとまった印象になり、読後に受ける説得力もぐっと増すことでしょう。

保護者

なるほど。このように作文・小論文の全体の中で、それぞれの部分に役割に対するイメージを持っておき、それぞれにどんな書くことを決めておけば書きやすくなりそうですね。

保護者

うちの子は、作文用紙の使い方で減点されてしまうことがあるんです。

教室長

作文・小論文では誤字脱字はもちろん、間違ったマスの使い方をしていると減点の対象になってしまいます。正しいマスの使い方も見直しましょう。

・マスの使い方
(1)書き出し、段落の頭、改行した場合は一マス空けましょう。かぎかっこで始める場合も、最初のマス目は空けて、2マス目にかぎかっこを書きましょう。
(2)句点、読点、かっこ類(「」、()、『』)は、すべて一字とみなします。また、句点とかぎかっこを一マスに一緒に埋めるのはOKです。
(3)かっこ類が行末、行頭にきてはいけません。
(4)句読点が行頭にきてはいけません。行末の文字に句読点がつく場合、行末の文字と一緒に句読点を入れましょう。
(5)縦書きの場合は、数字は漢数字(一、二、三、…)、横書きの場合は、算用数字(1、2、3、…)を使いましょう。

保護者

なるほど。 あと、作文・小論文の問題には「●●字以内で」や「約●●字で」という表記が多いのですが、どのくらい書くのがベストなんでしょうか。

教室長

こちらも作文・小論文の約束事に沿ってまとめてみましょう。

 

・「●●字以内」と指定された場合
たとえば「800字以内」と指定された場合、「以内」といっても500字程度で終わってしまうのは、条件に十分な答案とは言えません。少なくとも制限文字数の8割以上は書くようにしたいものです。望ましいのは、たとえば800字の場合、750字以上書くのが目安です。

 

・「●●字以上●●以内」と指定された場合
字数の上限と下限が指示されているので、その範囲を守れば減点の対象になりません。しかし、下限を一、二行超えただけで満足するのではなく、できれば上限に近いところまで書くのが望ましいです。

保護者

作文・小論文の中で決められた文字数のなかで自分の意見を明確にわかりやすく書けると、いい印象を与えられそうね。

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