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入試当日を無事迎えるために 受験前日はどう過ごす?

入試当日を無事迎えるために 受験前日はどう過ごす
いよいよ高校入試の本番が近づいてきました。志望校の入試前日、「緊張してなかなか眠れない」という方も多いかもしれません。入試の前日は中学生がもっとも緊張する日とも言えます。今回は、高校入試本番の前日の過ごし方を考えてみましょう。

いよいよ高校入試本番!受験前日は体調管理が最優先

高校入試が近づくと中学校でも緊張感が高まっているのを感じますね。マスター、入試前日の受験生はどう過ごすべきかアドバイスをもらえませんか?

無事に入試当日を迎えるためにも、集中力を発揮するためにも、体調管理を最優先にするべきだと思います。心身の状態を整え、万全の状態で入試に臨ませてあげたいですね。

入試前日の食事はどんなメニューすればいいでしょうか。

「受験に勝つ」とかけて、とんかつやかつ丼を食べるという話もよく聞きますが、胃腸の負担になりやすい揚げ物はひかえたほうがいいかもしれないわね。

わが家では生ものなどでお腹を壊してしまわないか心配なので、お寿司や焼肉も避けようと思っています。

そうですね。受験前日は生ものや油っぽいものを避け、食べ慣れた和食など、消化によいものを食べることをおすすめします。入試当日の朝も同様です。

心身の状態を健やかに保つという意味では、睡眠も大切ですよね。

そうですね。睡眠のサイクルは個人差もありますが、1.5時間の倍数で考えるとよいと言われています。最低でも6時間から7時間半は睡眠時間を確保したいところです。入試当日の起きる時間を決めたら、逆算して眠る時間も決めておきましょう。寝る時間の2時間前までに食事をとり、寝る1時間前くらいにお風呂に入るとスムーズに入眠しやすくなるそうです。こうしたことを考えながら1日の予定を立てて、ふだんから生活リズムを整えておくことも大切でしょう(※)。

緊張してどうしても眠れない時にできることはありますか?

スマートフォンやテレビ画面の強い光は睡眠の質を下げると言われています。スムーズに眠りにつくためにも、夜遅くまで友だちとSNSで話したり、眠れないからとテレビを見たりといったことは避けましょう。

寝つきがわるい時に、リラックス効果のあるホットミルクやハーブティーを飲むという人も多いそうよ。受験前日に緊張してしまってどうしても眠れないというときは、試してみてもいいかもしれないわね。

うちの子がいつもどおり過ごせるように気をつけてあげたいと思います!

前日の勉強は復習を中心に。夜更かし厳禁!

入試前日はどんな勉強をすればいいんでしょうか?

入試前日に新しいことに取り組んでもあまり効率がよくありません。今までにやってきた問題集を振り返り、間違いやすいところや、苦手な英単語を見直すなど、復習を中心に勉強しておきましょう。時間配分が難しい教科は、本番のペースをつかむために時間を計りながら過去問を問いておくのもおすすめです。また、インフルエンザなどに感染するリスクを減らすために、できるだけ図書館など人の出入りの多い場所へは出かけず、自宅で勉強したほうが無難だと思います。

前日にすこしでも多く勉強しておこうと夜更かしするのはやめておいたほうがよさそうね。

はい。受験勉強は中学校3年間の積み重ねが大切です。前日の勉強はあくまで試験本番で実力を発揮するためのウォーミングアップくらいのつもりで取り組みたいですね。

勉強以外に、前日に準備しておきたいことはどんなことでしょうか?

持ち物や試験会場の確認をしておいたほうがいいと思うわ。

そうですね。受験票、生徒手帳などの身分証、筆記具、時計など受験に必要な持ち物をリストアップし、きちんとそろっているか確認しておきましょう。また、参考書や問題集を試験会場に持っていく場合は、荷物が重くなり過ぎないように、使い慣れたものにしぼって用意してください。

試験会場までの道順や使う交通機関、到着までにかかる時間をしっかり確認しておけば、「道に迷って遅刻しそうになった」などの失敗も防げると思うわ。学校見学などの際に、会場の下見もかねて道などをしっかり覚えておくのも大切よ。

緊張している子どもへは励ましの言葉を

入試前日にはほとんどのお子さんが、緊張してしまったり、不安になったりすると思います。そんなとき、保護者はどうしたらいいんでしょうか?

「緊張してもしょうがない」「とにかくがんばれ」と声をかけるよりも、お子さんの気持ちに寄り添った言葉をかけてあげてほしいと思います。「これまでがんばってきたんだから、あなたならできる!」とお子さんを信じて励ます気持ちを伝えてあげましょう。

保護者の方ももちろん心配でしょうけれど、しつこく話しかけたり、勉強の方法や持ち物の準備に口を出し過ぎたりすると、お子さんにとってはイライラのもとになってしまうかもしれないわ。

基本的にはお子さんにまかせる姿勢で、保護者の方は落ち着いた態度を保っていてあげてください。保護者の方まで緊張したり焦ったりすると、お子さんも余計に不安になってしまいます。お子さんが不安を口にしたときは、途中で口をはさまず最後までよく話を聞いてあげましょう。

(※)参照:早寝早起き朝ごはんで輝く君の未来~睡眠リズムを整えよう!~(中学生・高校生等向け普及啓発資料・PDF版) 文部科学省
http://katei.mext.go.jp/contents2/pdf/H26_keihatsushiryo-student.pdf