個別指導塾と集団指導塾の春期講習の費用

保護者

もうすぐ春休みですね。いま、新学期に備えて春期講習を受講しようか迷っています。

保護者

春期講習は確か2週間前後のカリキュラムですよね。実際、費用はどのくらいかかるのか気になります。

教室長

授業形式によって金額は変わってきますが、中学生の場合、3万円台からが1つの目安です。中学3年生や高校生だと、5~7万円台になることもあります。平均相場は、小・中学生の集団指導塾で授業1回当たり約2,000円から3,000円ほどになります。個別指導塾だともう少し高くなるようです。

保護者

個別指導型のほうが料金はすこし高くなるんですね。

保護者

実際に授業料を見てみると、個別指導といっても、思っていたより費用がかからないんですね。

教室長

そうなんです。集団指導塾も個別指導塾も大きな値段の開きがあるものではありません。塾の授業料は決して安いものではありませんが、価格差が小さいことは頭の片隅にいれておきたいですね。

保護者

実際に個別指導塾に通わせようか検討するご家庭の半数以上は集団指導塾も検討しているというデータもあるそうね(*)。初めから「うちの子は集団指導塾だ」と決めるのではなく、個別指導塾も一緒に検討してもいいかもしれないわね。

教室長

料金や合格実績だけで比較するのではなく、「1人ひとりのお子さんにとって一番よい塾がもっともよい塾」ということを念頭においた塾選びをしていただきたいですね。ほどよい緊張感を持って学習に臨みたいお子さんには集団指導型、じっくり学習したいお子さんには個別指導型を選ぶのが基本です。お子さんの性格や相性で最適な学習方法も変わってくるでしょう。

保護者

なるほど。うちの子は自分のペースでコツコツがんばりたいタイプだと思うので、高校受験の年に入ったら、個別指導塾に通わせたいと思います。

教室長

いいと思います。手前味噌ですが、東京個別指導学院・関西個別指導学院では生徒さん1人ひとりとよくコミュニケーションをとり、1人ひとりの気持ちと丁寧に向き合い、その生徒さんにピッタリの学習内容を作り上げていくことを大切にしています。中学3年という年齢であれば、自分で納得した勉強の進め方でやることが大切です。その意味でも個別指導塾を選ぶのは、スマートな選択ではないでしょうか。

春期講習だけの受講、1科目のみの受講は可能?

保護者

春休みは宿題も出ないと聞いています。勉強がおろそかにならないかと心配です。たとえば春期講習だけ塾に通って、新学年からは自分で勉強をがんばるという考え方もありでしょうか。

教室長

この点はいろいろな考え方もありますが、個人的にはそういう塾の使い方もありではないかと思います。

保護者

たったの2週間通っただけで成果につながるのかしら。

教室長

もちろん受験生や高校生の場合はあまり一般的なやり方ではありません。でも学習塾は地域に根差した民間の教育機関ですので、春期講習の短いあいだでも大切な塾の生徒さんとして学習サポートをしてくれるものです。春期の短い通塾期間のあいだでも、1年間の学習計画を一緒に考えたり、よい参考書を紹介してくれたり、生徒さんが必要とするさまざまなサポートをしてくれる個別指導塾もあります。

保護者

そんなに親身になってくれるのですね! 

教室長

せっかくの新学年のスタートの時期ですから、学校とは違ったやり方で学習する機会を設けるのは本当にオススメです。苦手な1教科だけでも大丈夫ですので、春期講習に通ってみると、きっと勉強に対する新しいきっかけがつかめますよ。

春期講習で受験対策の前倒しをするという考え方も

保護者

講習会って、春期講習と夏期講習、それと冬期講習の年3回よね。どれくらいの期間になるのかしら。

教室長

例外もありますが基本的には、春期講習は約2週間、夏期講習は約6週間です。冬期講習は地域にもよりますが、3週間弱と考えるとよいでしょう。

保護者

受験生にとって、勉強を進めていける講習会は実質2ヵ月しかないのね。冬期講習は過去問対策に時間を使うでしょうから、そう考えると持ち時間は少ないわ。

教室長

鋭いご指摘ですね。実はそうなんです。講習会と聞くと、かなり長い時間があるようにも思えますが、意外に日数は少ないのです。このことは1年間の受験計画を立てる上で考えておきたいポイントです。

保護者

だからこそ、寸暇を惜しんで勉強してもらわないといけないわね。

教室長

そこで注目いただきたいのが春期講習なのです。夏期講習の6週間でやらなければならないことを春期講習の2週間に前倒しするという考え方もあるのです。

保護者

6週間の夏期講習もずいぶん余裕をもって取り組めそうね。

保護者

逆に春期講習でしっかり勉強できると、受験もかなり有利になりそうですね。

教室長

そうですね。新学年の予習を進めるか、春期講習を受験対策の前倒しと考えるか、あるいは復習中心にして苦手対策をするかは、1人ひとりの状況によります。

できれば苦手克服だけで終わらず、予習・前倒しの受験対策を進められるのが良いです。予習は新学年好スタートのとっかかりになりますからね。

いずれにしても春期というこのタイミングに1年間の学習計画を立てるのは、今後の勉強の成果にも直結するポイントだといえるでしょう。ぜひ、じっくり検討して費用対効果の高い春期講習にしたいものです。

(*)株式会社東京個別指導学院の2017年11月実施の独自調査による。

 

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