有効に使いたい2週間の冬休み

保護者

2週間しかない冬休みを上手に活用できる過ごし方について教えていただきたいです。

保護者

私も聞きたいです!

保護者

冬休みは日数が少ないことに加え、クリスマスやお正月といったイベントもあるから、とても短く感じられるわよね。

教室長

冬休みは通常の場合、もっとも短い長期休暇になります。だからこそ、ぜひ中学生のお子さんには冬休みの最終日、つまり成人の日を迎えるあたりのことを具体的に想像してほしいのです。

保護者

具体的に、とはどういうことですか?

教室長

「自分はこの冬休みに○○をしたんだ」と自信を持って言える自分を強くイメージしながら過ごしてほしいのです。もちろん、凧揚げをしたとか、初詣に行ったといったことではなく、勉強についての目標を1つ達成したんだと言える自分を持つことが大切になります。

保護者

なるほど、明確な目標を立てることが大切なのですね。

教室長

冬休みはとにかく短い休みです。だからこそ、勉強について明確にテーマをしぼり込んで、それを中心とした学習計画を立てるのがコツです。 

保護者

なるほど。どのように計画を立てればいいのでしょうか。

教室長

冬休みは日数が少ないので、いろいろな目標を立てると、どれも中途半端になってしまう恐れがあります。ですから、勉強する上でもっとも優先順位の高いものにしぼるといいですね。年明けや新学年からの成績を上げるには予習は最優先で必要ですが、それに加えて復習もできると良いですね。

「英語の復習」でもいいですし、「数学の苦手を克服する」でもいいので、復習は思い切って一番大切なものにしぼってみましょう。

保護者

冬休みに塾の冬期講習を受けさせてみようと思っているのですが、時間的に厳しいでしょうか?

教室長

よいと思います。個別指導塾であれば、短い冬休みを最大限生かすために、11月下旬もしくは12月上旬から通塾を開始して塾に慣れておくことを提案される場合もあります。冬休みだけで学習したい内容が終わるか不安な場合に有効ですので、検討してみてもよいでしょう。

保護者

冬休みを有効に使うために、目標を明確にすること、そして冬期講習を早めにスタートすることがポイントなのですね。

中学1年生、2年生は予習と苦手な単元にしぼって

保護者

やはり、学年によって冬休み中の勉強方法は変わってくるのでしょうか。それぞれの学年の効果的な冬休みの勉強について、ポイントを教えてください。

教室長

おっしゃるとおりですね。中学1年生ですと、英語と数学のテストで60点以下であれば、ここでしっかりと苦手を克服しておきたいところです。数学であれば、約分通分で異分母分数の計算ができるか、小数と分数の混じったかけ算・わり算ができるかなど、小学校の内容も改めて振り返ってください。この部分で不安があると、中学2年生になってかなり苦労することになります。

ただ、復習だけをやっていても成績は伸びていきません。予習も冬休み中に行って、学校の授業が復習になるようにしておきたいですね。

保護者

うちの子は、定期テストで英語の成績が落ちてきたので、予習と合わせて復習もしっかりさせたいと思います。

教室長

英語はこれから覚えるべき単語も文法事項も多くなってきますから、不安があれば、この冬のうちに解消しておきたいですね。

保護者

中学2年生の冬休みはどうすればいいのですか。

教室長

ご家族で過ごす時間も多い冬休みは、高校受験のことを考えるいい機会です。ここでどれだけ具体的なイメージが持てるかで、受験への道のりも変わってくると思います。中学2年生であれば、あと3ヵ月で自分もいよいよ受験生になるという意識を持ってもらいたいですね。

保護者

受験があることはわかっていても、勉強へのモチベーションをキープし続けるのは難しいのではないでしょうか?

教室長

受験生になる前の意識づくりとして、高校について調べておくとよいでしょう。自分にはどの高校が合っているか、私立と公立の違い、併願校はどこにしたらよいかなど、情報を収集してみてはいかがでしょうか。行きたい高校が決まれば、勉強へのモチベーションにつながるはずです。

保護者

中学2年生の冬の勉強面では、どんなことに気をつければいいのでしょうか。

教室長

中学2年生の冬休みは、なんとなく感じていた英語や数学の苦手がだんだん深刻化してくる時期です。受験生である中学3年生に向けて、もっとも優先すべきものの実力アップを図ってはいかがでしょうか。これから出てくる問題は早いうちに解決しておくことが大切です。逆にここまでかなり順調にきた生徒さんは、さらなる高みを目指す上で、何が必要なのかも考えておけるといいと思いますよ。

 

 

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中学3年生の冬は受験勉強の最終段階

保護者

二期制の学校に通うお子さんは後期中間テスト、三期制の学校であれば二学期期末テストで高校受験の内申点が確定するんですよね?

教室長

おっしゃるとおりです。中学3年生の冬休みには、すでに高校受験で用いる内申点は確定しています。この数字を見ながら、公立なのか私立なのか、どのように併願するかなどを決めていくことになります。すでに出願校が決まっている方が多いはずですが、もしなにか不安や疑問点があったら、年内に判断しておくようにしたいですね。

保護者

中学3年生は、お正月でも気を抜けませんね。

教室長

都道府県にもよりますが、私立高校の一般入試は早いところだと1月上旬から始まります。一般入試に臨む受験生であれば、英語、数学、国語については毎日問題に触れて、感覚を鈍らせないようにしたいところです。

保護者

受験生向けの冬期講習は、どういった内容になっているのですか?

教室長

過去問演習や各教科の総復習をしている塾が多いでしょう。公立高校の過去問対策や学校別の対策であれば、塾の得意分野なので、ぜひ利用してください。信頼のおける個別指導塾であれば、すぐに講師に質問して確認できる環境も整っていますし、がんばっているほかの受験生のみなさんの姿は、本番直前の緊張感の中でよい刺激になることでしょう。

保護者

冬休みの勉強方法について、具体的なイメージをつくることができました。ありがとうございます!

cta_taiken

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