勉強法

勉強ができないのは「頭が悪い」から?そのお悩みにお答えします!

勉強ができないのは「頭が悪い」から?そのお悩みにお答えします!
中学生は定期試験や模試などで、自分の学力が順位や偏差値によって数値化される機会が増えます。これは「まわりと比べることで自分の位置を正しく把握する」というメリットがありますが、一歩間違えると「頭が悪くて、そんな自分がきらいだ」と落ち込んでしまったりすることも。勉強ができないという悩みは原因を分析すれば改善できますので、一緒に考えていきましょう。

うちの子は頭が悪いから勉強ができないの?

この前、上の子の同級生のお母さんと話をしていたら、お子さんの成績がよくないらしくて、しきりに「うちの子は頭が悪いから…」って。少しは宿題や勉強をしている姿は見えているようなんだけど、それが成績に結び付かなくて、親子とも参っちゃっているらしいの。

勉強はしているのに成績が上がらないって、とても苦しいわね。今の中学生って、部活動や委員会、学校行事で忙しいって聞くし、それに加えて勉強もしているならその点をほめてあげたいわよね。あと、成績が上がらないだけで単純に「頭が悪い」ってまとめてしまうのはかわいそうな気がするわね。

勉強しているのに成績が上がらず、だから「頭が悪い」となるのはよく聞きますね。ただ、話をよくきくと、勉強をしているように見えて、実は「身につく勉強にはなっていなかった」、あるいは「正しい勉強法で取り組めていなかった」ということも多くあります。そのお子さんだと、まさにそれが当てはまるかもしれませんね。

私も同じように「勉強の方法が原因では?」と思って聞いてみたんですけど、そのお母さんは「私も勉強はできなかったから」と。遺伝とか、そもそもの頭の良し悪しではないかと思い込んでいるみたいです。

そうですね。遺伝の話であれば、まだまだ未知の領域が多いので、私も安易なことはいえません。ただ、学習成果ということであれば、学習環境や勉強のやり方の工夫次第という点が大きいのです。

「頭が悪い」はこう解決する!

何か具体的にそのお母さんに言えるアドバイスはないでしょうか。

そうですね。うまく勉強ができていないとしたら、まずは次のような、普段からできそうなことに挑戦してみるといいかもしれません。

①語彙力を伸ばす
人の話や教科書・ニュースなどでわからない言葉と出会った時に、辞書で「調べる習慣」をつける。語彙力が増えれば、文章を読むときに有利で、読解力が身につく。

②集中できる環境を整える
勉強する時間と息抜きする時間のメリハリをきちんとつくることで集中力を上げる。また勉強する場に誘惑されるもの(ゲームや漫画など)をおかないといった勉強しやすい部屋づくりをして、集中力を高める。

③ノートに勉強日記をつけて、やるべきことを整理する
日々の宿題や定期テストまでに取り組む課題について、「いつまでにどのくらいやる」を紙に書き出し整理する。取り組むべきことと取り組んだことの「見える化」をはかることでやる気を上げる。

普段からできるちょっとしたことでも、効果がありそうですね。

子どもだけで取り組めないときは、私たち保護者が寄り添って支えていくことが必要ですね。

勉強方法自体も問題があれば改善しておいたほうがいいですね。主なものを挙げておきますので、ぜひ参考にしてみてください。

①書いて覚える勉強法を取り入れる
読むだけでなく、手と目など五感とつながった記憶は忘れにくい。漢字を目で見て、紙に書くというように視覚と触覚を使い、覚えやすくする。手を使って書いて覚えることを繰り返せば、自然と手が動いて覚えたことが書けるようになる。

②自分に合った勉強方法を見つける
勉強ができる子は、「柔軟性」がある。まずは勉強ができる子のやり方を参考に真似をするところから始めてみて、その中で「これは合うけど、これは合わない」というものを選別して、効率的に勉強できる方法を見つけていく。

③授業中の過ごし方を見直し、わかりやすいノートづくりを心がける
単に先生の話を聞いて、黒板の内容をノートに写すのではなく、情報を整理して自分見直しができるわかりやすいノートをつくる練習をする。自分で考える力を身につける練習ができることで、授業中に得た知識を自分のものとして理解を深められるようになる。

そのお子さんの場合は勉強の時間は確保できているようなので、その時間が成果につながるものとなるように、今聞いたことを伝えてみますね。

保護者が子どもに寄り添うことが大切

お子さんが勉強スタイルの変更に挑戦するのと一緒に、保護者の方もちょっと意識を変えないといけないかもしれませんね。

どういうことかしら?

お子さんががんばるのと同時に、保護者の方ももっとポジティブにお子さんに接したほうが、よい結果に結び付くと思います。子どもも中学生くらいになると、人と比べられる機会が増えて「まわりからどう見られているか」が気になりがちで、うまくいかないことがあると自分をきらいになってしまいやすい時期です。

確かに。でも、どうすればよいのかしら。

まず必ずやってほしいのはほめることです。結果だけをほめるのではなく、プロセスや具体的にどこが良かったかなど、お子さんのやっている「小さな努力」をほめてください。それによって自己肯定感が芽生え、やればできるという気持ちがわきます。また、保護者がいつも自分のことを見てくれているという安心感や信頼感が育ちます。

ほめるのは基本ですよね。大人でもちゃんと見てほめられると嬉しくてやる気が出るし。

たとえお子さんが失敗した場合であっても、その努力の過程をしっかりと見て、言葉に出してあげるとよいでしょう。そのことで「今回の失敗を次に生かそう」というやる気が起きます。日ごろのお子さんの取り組み方を観察し、「自分がダメ」と落ち込まないように、サポートしてあげましょう。

「ちゃんとやりなさい!」と言うばかりだとダメですね。子どもにしっかりと寄り添ってあげることはとても重要ですね。

ただ、親子であるがゆえに感情的になってしまい、特に勉強や学校の成績のことになってしまうと、うまくいかないこともあるかもしれません。そういうときは、お子さんのことをしっかりと見てくれる個別指導塾に相談してみてはどうでしょうか。悩みや課題は人それぞれ。個別指導塾には、お子さんの悩みや課題をしっかりと把握し、その上で学力を伸ばすノウハウがしっかりと蓄積されています。

そうね。個別指導塾ならそのお子さん1人ひとりの学習状況に応じて柔軟に対応してくれるものね。

中学生になると、学力は本人にとってとても切実な問題になってきます。一度、「頭がわるい」「自分はダメだ」と思い込んでしまったお子さんが個別指導塾で自信を取り戻していくことは本当によくあることだと聞きます。「困ったときは信頼できる個別指導塾へ」ですよ。