第3位:マーカーを引く(だけ)

教科書や参考書にびっしり引かれた蛍光ペン…見覚えありませんか?
「重要なところにマーカーを引くと安心する」―これは多くの人が無意識にやってしまいがちな落とし穴です。

マーカーを引くこと自体は悪いことではありません。むしろ、「ここがポイントだな」と考えながら読むことで、理解を深める助けになります。
ただし、マーカーを引くだけだとその行動に勉強効果はほとんどないかも!?

なぜなら、マーカーを引いても「覚える」ことにはつながらないからです。
しかも、ページがカラフルになるほど、どこが本当に重要なのか見分けがつかなくなることも…。

オススメなのは、マーカーを引いた後に「その情報を自分の言葉でまとめ直す」「何も見ずに再現してみる」など、能動的なアクションを加えることです。
つまり、「マーカー=学習理解のスタート地点」として使うのが正解です。

色を塗ることで満足して終わらないよう、注意しましょう。

 

第2位:夜更かしして勉強する

やらなければいけない課題が終わっていないから夜遅くまで勉強する。
テスト直前の最後の追い込みで徹夜で勉強した。

そんな経験が1度はあるかと思います。しかし、睡眠を削っての勉強は、むしろ逆効果になることが多いです。
加えて、睡眠不足は集中力・判断力・理解力を低下させます。
“頑張っている”ように見えて、翌日のパフォーマンスが下がってしまうのでは本末転倒ですよね。

睡眠はその日に覚えた内容を脳に定着させる“復習の時間”でもあるので、勉強時間が少し減っても、しっかり眠った方が学習効果が高まります。

 

第1位:解答・解説を読むだけ

これは、おそらく多くの人が落とし穴に気が付かずハマってしまっている勉強法かもしれません。
問題集を解く→間違えを見つける→解説を読む→「ああ、なるほど!」で終わってしまうこと、ありませんか?

このパターン、一見しっかり勉強しているように思えますが、実は非常に記憶に定着しづらい方法です。
なぜなら、「読む」という行為は、学習の中でも受け身だからです。

読むだけでは、自分がその知識を本当に理解したか、使いこなせるか、チェックすることができません。
本当に効果のある方法は、「解説を読んだあと、もう一度自分で解いてみる」こと。

あるいは「人に説明するつもりで解説を再構成してみる」など、アウトプットを取り入れることが重要です。
理解した“つもり”のまま進んでしまうと、いざ本番で「何も出てこない…」という悲劇が…

「読むだけ」から「再現する・説明する」へ考え方を変えると、結果を大きく変えることができます。

「みんながやっていて実は効果の薄い勉強法」は意外と沢山あることをお伝えできたでしょうか。「自分に合った正しい勉強法」を知ることは本当に大切です。
ここまで、「効果の薄い勉強法」を紹介してきましたが、決して「やってはいけない」というわけではありません。

むしろ、これらの方法を上手に組み合わせることで効果的な勉強をしている人もいます。つまり、大切なのは「自分に合った方法」を見つけ、続けていくことです。

 

自分に合った勉強法を見つけるには?

ここまで、「効果が出づらいかもしれない勉強法」をご紹介してきましたが、逆に言えば「何が自分に合っていないのか」に気づけた人は、学習を大きく前進させるチャンスでもあります。

とはいえ、「じゃあ自分に合った勉強法って何?」と考えると、なかなか答えは見つからないもの。
自分だけで模索し続けるのは、時間もかかるし、迷いも多くなってしまいます。

そんなときに頼れるのが、「一緒に考えてくれる存在」です。
たとえば、ベネッセグループの個別指導塾 東京個別指導学院・関西個別指導学院には、

・相性の合う先生を自分で選べる(※1)
・家庭学習まで含めた「勉強のやり方」をアドバイスしてくれる
・無料で使える自習スペースでは、手の空いている先生に質問ができる(※2)
・勉強のペースも、学習法も、自分専用にカスタマイズできる

など、1人ひとりに合った勉強法を一緒に探し、提案してくれるサポートがあります。
一人では気づけなかった方法や続けられるコツも、東京個別・関西個別でなら自然と見えてくるはずです。

「今のやり方のままでいいのかな……」という不安がある方は、無料の学習相談や無料体験も実施しているので、ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか。

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※1教室状況によって、担当講師をご相談させていただく場合もございます
※2自習スペースは、教室によって使用状況(条件)や有無が異なる場合がございます。

 

最後に

やみくもに時間をかけたり、周りに合わせるのではなく、「自分にとってどうすれば一番伸びるか?」を意識してみましょう。
その視点が持てれば、同じ勉強でも、成果がグッと変わってきますよ。

成績を伸ばすためには、「努力」ももちろん大切ですが、その前に「方向性」が合っているかどうかを見直すことが大切。
今回紹介した3つの勉強法にもし当てはまるものがあったとしても、落ち込む必要はありません。それは、あなたが“努力をしている証拠”です。

あとは、その努力のベクトルを、ほんの少しだけ修正すればいいだけ。
自分で悩みながら進んでいくことも大切ですが、自由に変えることができる塾の先生と一緒に探すことでその時間を短縮できることもあります。

勉強は「頑張ること」よりも「続けられること・自分に合っていること」を優先して、焦らずに一歩ずつ前に進んでいきましょう。

 

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