春休みの勉強で弱点の克服を!

保護者

うちの子、春休みに遊ぶことばっかり友だちと計画しているんです。こんな調子で大丈夫かしら。

保護者

せっかくのまとまった休みで季節もいいし、友だちや家族と思い出づくりをするのはいいことじゃない。新年度への英気を養うという意味でも、ある程度はよいと私は思うわよ。

保護者

それは、そうなんですけど…。

保護者

気持ち、わかるわ。部活動や遊びもいいけど、ちょっとは勉強もしてほしいなって、親としてはね。

教室長

そうですよね。勉強の面で言うと、しっかり復習をしておきたい季節ではありますね。「春休みはまわりと差をつける絶好の機会。1年でもっとも成績アップにつながる時期」というのが、塾関係者のなかでは常識となっています。

保護者

それはどういう理由からですか?

教室長

1つは学年の変わり目で、学校の授業がストップして進まないことと、もう1つは担当の先生も交代するため、一般的に夏休みのような大量の宿題が出ないからということが挙げられます。つまり、自分の計画どおりに勉強がしやすいんです。

保護者

そう言われてみれば、そうですね。

教室長

前年度までの学習の積み残しを新年度に持ち越さないように、現時点での苦手分野や弱点はできるだけ克服するようにしたいですね。特に数学、英語は前の単元でつまずきがあると、次のステップが理解しにくいので、春休みを有効活用してほしいです。

また、新学年で好スタートを切るために鍵を握るのは予習です。春休み中に次学年の予習もしっかりしておきたいですね。

春休みの勉強は、次学年の予習と苦手分野の克服を

保護者

じゃあ、さっそく問題集を買いに行かなくちゃ!

保護者

そんなに慌てないで。教室長に春休み向けの勉強のコツを聞いてからにしたら?

保護者

あ、そうか!教室長、お願いします。

教室長

春休みは2週間くらいしかありませんから、1年間の5教科の勉強をすべて細かくおさらいした上に、予習までとなると圧倒的に時間が足りません。

結局時間が足りなくなって、予習も復習もどちらも十分にできず、計画倒れしてしまう恐れがあります。ですから、計画的かつ効率的にやることが大事です。

保護者

それは「1日に問題集を何ページ」というように、計画を立てるということでしょうか? 

教室長

そういう計画の立て方もありますが、問題集をこなすことが目的にならないように気を付けたいところです。

勉強時間を決めたり、1日にやる量を決めたり、今日はこの単元を理解できるようにすると決めたり。

ただ、さきほどもお伝えしたように、予習をして、全教科を1年分すべておさらいしするというのは大変なので、要点をしぼってやりましょう。

本人に苦手があれば、前の学年で理解の浅い単元を中心に、次学年へつながる単元から重点的に進めるのがおすすめです。

保護者

苦手がはっきりしない場合は、どうしたらいいですか?

教室長

過去の定期テストの問題でミスしたところを解き直してみるのです。それで、できなかった問題は、理解されないまま放置されている部分なので、そこを集中的に補強していくとよいでしょう。

保護者

なるほど。過去のテスト用紙や解答用紙をファイリングしておくと、こういうときに役立つんですね。

保護者

捨てずにとっておいてよかったわ!

教室長

それ以外には、春休み用に前の学年の復習ができる薄手の教材も売られているので、そうしたものに取り組むのもよいですね。1冊をやり終えた達成感も得やすいですから、張り合いが出てくると思いますよ。

保護者

春休み用の教材を娘と一緒に探してみます。 

 

 

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春休みの勉強に余裕があれば、新年度の予習でスタートダッシュ!

保護者

ちなみに、次の学年の予習はどうしたら良いですか?

教室長

新年度の予習は、復習の後回しになってしまいがちですが、実は重要なのは予習の方です。

予習をしておけば、学校の授業が復習にもなるので、学んだことの定着力がぐっと上がります。ただ、まだ習っていないことを自学しなくてはいけないので、予習は少々ハードルが高いかもしれません。

保護者

わからないところを手探りで勉強すると、間違った解釈をしたり、難しく感じて苦手意識をもってしまったりする恐れがあるということかしら?

教室長

はい、そのとおりです。

保護者

予習はできるなら、塾などで教えてもらった方が良さそうですね。

教室長

はい、春期講習だけ通うというのも手です。

新年度は進学や進級で環境が大きく変わる季節。新しいクラスや先生に慣れたり、仲間づくりをしたり、1年の目標や計画を立てたりなど、やることがいっぱいです。お子さんはそうした変化についていくことで心身共に疲れてしまいがちですから、春休みのあいだにそれまでの勉強の不安は取り除いておきましょう。

保護者

復習さえきちんとできていれば、スタートで遅れをとることはないですものね。

保護者

勉強でもスポーツでも仲間づくりでも、最初につまずくと取り戻すのは大変。やっぱりスタートが大事ね。

教室長

お子さん自身はなかなか春以降のことまで考えたり、見通したりすることができず、4月になって学校が始まってから慌てるケースが結構多いんです。ですから、親が先まわりして「春休みのうちにやっておいたほうがいいよ」と声掛けしてあげるのがよいでしょう。

保護者

よくわかりました。ありがとうございました! 

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