定期テスト対策

成績には伸びる時期がある!伸び悩みは、成長アップの前兆

成績には伸びる時期がある伸び悩みは、成長アップの前兆
「勉強しても結果が出ない」と焦らないで!人の体に成長期があるように、勉強にも「ブレイクスルーの瞬間」があります。ここでは、お子さんの成績の伸び方について、基本となる考え方について紹介したいと思います。

「伸び悩みの壁」はがんばっている証し

最近うちの子、「毎日勉強しているのに成績が伸びない」と焦ってイライラしているんですよ。

あら、それは大変ね。成績が伸び悩むと「自分は頭がわるいから、勉強してもダメなんだ」と自己嫌悪に陥ってしまう場合もあるわ。

そうなんです。「勉強してもムダ」と思わせないために、保護者がしてあげられることってなんでしょう?

「伸び悩み」というのは、本人ががんばっているからこそ出てくる悩みです。そもそも努力していなければ、伸びる・伸びないで悩むこともありません。まずは本人のがんばりを認めて、「よくがんばっているね」と声をかけてあげるとよいでしょう。勉強には成長期と停滞期があります。今は停滞期であること、そして、停滞期を抜けると大きく伸びる成長期が待っていることを教えてあげてください。 

停滞期を乗り越えると成績が伸びる時期(ブレイクスルー)がやってくる

勉強の成長期と停滞期って初めて聞きました。詳しく教えてください!

わかりました。では順を追って説明しましょう。まず、学力には大きく分けて「基礎学力」と「応用力」があります。これまで勉強していなかったお子さんが勉強をやりだすと、急にテストの点数がよくなることがありますね。これは漢字や英単語を覚えたり、計算が速く正確になったりといった基礎学力がついたからです。基礎学力は、「短時間で効果が出やすい」傾向があります。それに対して応用力は、より深い理解を必要とします。応用力は身につくのに時間がかかります。

そうなんですね。つまり、本当に身につけたいのは、「応用力」ということでしょうか?

はい。応用力というのは、単になにかを覚えるだけでは身につきません。知識と知識をつなぎ合わせて考えたり、1つの事柄から別の事柄を導き出したりするのが応用力です。応用力を身につけるためには、知識をたくさん蓄えたり、知識と知識をつなぐ回路をつくったり、発想を広げたり転換したりといった脳の使い方を覚えるなどの必要があります。

土地を平らにして、道をつくったり、街をつくったりして準備するのと同じイメージね。

そうです。脳のなかで蓄えた知識をつなぐ準備をしている段階が「停滞期」です。停滞期は「伸びていない」のではなく、伸びがゆっくりになっているだけで、深いところで着々と力がついている時期でもあります。

成長がゆっくりだから止まっているように見えるだけなんですね。うちの子も、次に伸びるための力を蓄えている時期なのかもしれません。

そのとおりです。本来あまりよい意味ではありませんが、「下手の考え休むに似たり」という言葉があります。一見すると、実力が停滞してしまって、休んでいるように見えるので、見守る側としても焦りが出てしまいます。でもじっくりと考えながら取り組んで、しっかり力を蓄えていくと、やがてブレイクスルーの時期を迎えるのです。ブレイクスルーまで来ると、ちょうど縮んでいたバネが反動で一気に伸びるように学力がグンと伸びます。ですから、伸び悩みはむしろ「成長できるサイン」なので、前向きにとらえましょう。

優子さんのお子さんも、成長期がもう半歩先に来ているかもしれないわよ!

そうですね。ですからここであきらめず、勉強の成長期が来たときのことをイメージしながら、根気強く勉強を続けてほしいです。 

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くり返しの復習で学習したことを定着させよう

停滞期の勉強のしかたは、今までどおりでよいのでしょうか?

勉強の停滞期はなかなか成果が表れにくいため、つい焦って勉強法を変えたり、新しいことをやろうとしたりしがちですが、基本は「地道な復習のくり返し」がよいでしょう。この方法が一番知識を身につけられます。新しい知識を増やすばかりでは、本当の意味での知識は増えていきません。人間の脳は一度理解したり覚えたりしたことでも、どんどん忘れていってしまうので、くりかえし復習して知識を定着させることが大切です。

そうやってたくさん知識を仕入れていけば、やがて知識と知識がつながって、より深い知識になっていくということね。

はい。くり返しの学習は受験対策の面でも実力・得点力をつける上でとても大事なポイントです。

くり返しの学習は具体的にどんなことをするのがおすすめですか?

そうですね、問題集を解き直したり、定期テストが終わった1週間後にもう一度テスト問題を解いてみたりするとよいでしょう。授業が進まない長期休暇、特に宿題の少ない春休みに、しっかり勉強時間を確保して復習するのがおすすめです。学年で言えば、中学2年生のときに中学1年生でやった学習の復習をしっかりやっておくといいですね。中学2年生は、学校にも慣れて心に余裕がありますし、受験まで時間もあるため、じっくり勉強ができる時期でもあります。

わかりました。ブレイクスルーを楽しみに、今はコツコツがんばるようにアドバイスしてみます。