【結論】中学受験塾の費用はいくらかかる?

中学受験塾では、学年が上がるにつれて授業料も高くなる傾向があります。まずは、中学受験の大手4大塾を例に、月にどのくらいの授業料がかかるのかをみてみましょう。

<中学受験大手4大塾の授業料※1(月額)>

日能研※2
(Wコース)
四谷大塚※3
(本科コース)
SAPIX ※4 早稲田アカデミー
(Sコース)※5
4年生 22,880円
(税込み)
39,600円
(税込み)
45,650円
(税込み)
31,800円
(税込み)
5年生 29,700円
(税込み)
49,500円
(税込み)
57,750円
(税込み)
51,300円
(税込み)

6年生
(8月まで)

35,640円
(税込み)
63,800円
(税込み)
66,000円
(税込み)
52,200円
(税込み)
6年生
(9月以降)
35,640円
(税込み)
85,800円
(税込み)
66,000円
(税込み)
52,200円
(税込み)

※1 4教科受講の場合
※2 日能研まるわかりガイド(2025年12月時点)
https://www.nichinoken.co.jp/guide/before/05.html
※3 中学受験の四谷大塚「受講料」(2025年12月時点)
https://www.yotsuyaotsuka.com/school/yotsuya_fee_new.php
※4 SAPIX小学部(2025年12月時点)
https://www.sapientica.com/faq/
※5 進学塾・学習塾なら早稲田アカデミー「費用のご案内」(2025年12月時点)
https://www.waseda-ac.co.jp/cost/

表からもわかるように、とくに小学5年生から授業料の負担が大きくなる傾向にあります。これは、学年が上がるほど通塾日数や授業コマ数が増えるためです。

<学年別:1週間で塾に通う回数とコマ数の目安>
小学4年生:週2回、1日あたり70分×2コマ程度
小学5年生:週2〜3回、1日あたり70分×2〜3コマ程度
小学6年生:週3回、1日あたり70〜80分×3〜4コマ程度

また、同じ塾でも難関コースでは授業数が多くなり、その分費用も高くなることが一般的です。

 

小4から通う場合の授業料総額の目安

小学4年生から6年生まで約3年間通った場合、授業料だけで100万~200万前後かかることが多いです。

大手中学受験塾を例にすると、3年間の授業料の合計は次のようになります。

<3年間の授業料の目安>

日能研 1,058,640円(税込み)
四谷大塚 1,966,800円(税込み)
SAPIX 2,032,800円(税込み)

※4教科受講の場合
※2025年12月時点

しかし、この金額はあくまで「授業料のみ」の目安です。実際には、季節講習(夏期講習・冬期講習・春期講習)やテキスト・模試などの費用が別で発生し、総額はさらに増えていきます。

授業料以外にかかる費用はこちら

個別指導塾と併塾する場合|月額授業料の目安

集団塾に通い始めてから、「授業のペースについていけない」「志望校の過去問対策が不十分に感じる」と悩むのはよくあることです。
そのため、中学受験では集団塾と個別指導塾を併用するご家庭も増えています。

個別指導塾は1:1、1:2、1:4などさまざまな形式がありますが、週1回の通塾・1授業で月額15,000円〜35,000円程度が目安です。苦手教科の補強として使う場合は、年間で180,000円〜420,000円程度を想定しておきましょう。

費用面での負担は増えますが、個別指導塾を活用することで、集団塾で理解しきれなかった内容のフォローや、宿題の進め方の整理がしやすくなるというメリットがあります。その結果、集団塾の授業内容をより理解しやすくなり、お子さまの学習の効率を高めることにつながります。

東京個別・関西個別では、お子さま一人ひとりの理解度に合わせて、効果的な学習計画や勉強の進め方をご提案します。集団塾の授業や宿題のフォローやクラス分けテストのサポートにも対応しているので、効率的に成績やクラスアップを目指していきたい場合はぜひ一度ご相談ください。

【東京個別・関西個別】授業料をチェックする

 

塾の授業料以外にかかる費用もチェックしよう

中学受験では、毎月の授業料以外にもさまざまな費用が発生します。入塾後に「思った以上にお金がかかる……」とならないためにも、事前にどんな費用が、どのくらいかかるのかを把握しておきましょう。

中学受験塾で授業料以外にかかる費用とその目安は、以下のとおりです。

費用の種類 相場
入会金 220,000円~335,000円程度(不要な塾もある)
教材費 20,000円~50,000円程度
(学年・コースによる。授業料に含む塾もある)
講習費 春・夏・冬期ごとに40,000円 ~230,000円程度
模試費用 1回あたり5,000円〜7,000円程度

また、塾によっては、「指導料」や「施設使用料」などで、毎月2,000円~3,000円程度の追加費用がかかる場合もあります。

次からは、これらの費用のなかでもとくに注意すべきポイントを詳しくみていきましょう。

季節講習は高額になりがち

授業料以外にかかる費用のなかでも、とくに家計への影響が大きくなりやすいのが、夏期講習・冬期講習・春期講習といった季節講習代です。

塾によって異なりますが、学年が上がるほど日数やコマ数が増え、費用も高額になります。6年生の夏期講習では10万円を超えるケースも珍しくなく、年間でみると季節講習だけで30万円以上かかることもあります。

例:日能研の6年生の夏期講習の場合※
・夏休み期間中に日曜・お盆を除いて毎日70分×4コマ通った場合、約160,000円が必要。
・仮に春期講習で40,000円、冬期講習に120,000円かかるとすると、季節講習だけで年間約320,000円の追加費用が発生する。

※2025年度の調査

このように、季節講習はどうしても負担が大きくなりやすい費用です。毎月の授業料とは分けて考え、早めに備えておくと安心です。

模試は学年が上がるにつれて費用も増える

中学受験では、現在の学力や志望校との距離を把握するために、定期的に模試を受ける必要があります。とくに高学年になると、志望校判定や併願校選びの材料として、模試の重要性はさらに高まります。

そのため、学年が上がるにつれて受験回数も増え、費用も積み重なっていくことが一般的です。たとえば、6年生で中学受験合格Oneテスト(旧首都圏模試センター合判模試)の1回の受験料は5,940円なので、全6回受験した場合、年間で約7万円の費用がかかります。

模試は志望校合格の可能性を見極めるうえで重要な指標になるため、「1回ごとの金額」ではなく、年間でどれくらいかかるのかを意識して予算を立てておくことが大切です。

 

中学受験の塾費用をなるべく安く抑える方法

中学受験の塾費用は3年間で100万円以上になるケースが多く、季節講習や模試の費用まで含めると、想像以上の出費になることもあります。

「こんなにかかるの……?」と不安に思う方は、まず塾の割引制度や自治体の補助・助成制度をチェックしてみてください。すべてを削ることは難しくても、これらを上手く活用することで、費用の一部の負担を抑えられる可能性があります。

ここからは、代表的な割引制度の種類と、自治体の補助金制度について詳しくみていきましょう。

 

割引制度を活用する

多くの塾では、次のような割引制度を用意しています。

  • きょうだい割引
  • 紹介制度
  • 優待制度(福利厚生)
 

それぞれ、詳しくみていきましょう。

きょうだい割引

兄弟姉妹で中学受験をする場合、送迎の負担を考えて、同じ塾に通わせたいと考えるご家庭も多いのではないでしょうか?そんなときに活用できるのが「きょうだい割引」です。塾によって異なりますが、内容の例は以下のとおりです。

  • 入会金が無料になる
  • 兄弟姉妹のうち、授業料が低い方が20%割引になる
  • それぞれの授業料が10%ずつ割引になる
 

割引の適用開始時期は塾によって異なり、入会から一定期間(3ヶ月)経過後に適用される場合もあります。また、短期間で退塾した場合は対象外となるケースもあるため、詳細は事前に塾へ確認しておきましょう。

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紹介制度

塾によっては、すでに通塾している生徒からの紹介で入塾すると、特典が受けられる「紹介制度」を用意していることがあります。

特典の内容は塾ごとに異なりますが、図書カードやデジタルギフトなど、1,000円〜3,000円相当のプレゼントがもらえるケースが多いです。

大きな金額ではありませんが、「少し得をした」という気持ちがあると、費用面での負担感もやわらぎます。入塾を検討するときは、周りにすでに通っているお子さまがいないか、ぜひ確認してみてください。

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優待制度(福利厚生)

意外と見落とされがちなのが、保護者さまの勤務先を通じて利用できる「福利厚生サービス」です。

会社が加入している福利厚生サービスの中に「子育て」「教育」といったカテゴリがあり、特定の塾で割引が受けられる場合があります。

「そんな制度があるとは知らなかった」というケースもよくあるため、勤務先の福利厚生サイトを一度確認し、検討している塾が対象になっていないかチェックしてみてください。

 

自治体の補助金を活用する

自治体によっては、塾などの学校外の教育サービスに対し、補助金や助成金制度を設けている場合があります。条件に当てはまれば、年間で数万円単位の支援を受けられることもあり、家計の大きな助けになります。

以下は、実際に実施されている自治体の一例です。

自治体・事業名     補助内容※ 助成対象者
子ども未来応援クーポン(千葉市)  1人あたり最大12万円  千葉市内在住または生活保護・児童扶養手当全部受給  世帯等の小5・小6 
学校外教育サービス利用助成券(南房総市 ) 4.8万円/年  (小5・小6の場合) 小5~中3(申請者は南房総市に住民登録し居住している保護者)
大阪市習い事・塾代助成事業  6万円/年(1人あたり月額1万円まで) 大阪市内在住の小5〜中3を養育している方
吹田市子供の習い事費用助成事業   1人あたり1万円/月(年額12万円を4月に交付。年度の途中で対象になった場合、月割した額) 吹田市内在住の小5~中3までの児童・生徒の保護者のうち、生活保護受給世帯、児童扶養手当受給世帯、吹田市ひとり親家庭医療費助成制度の対象世帯
福岡市子ども習い事応援事業  1人あたり12万円/年 福岡市内在住で生活保護または児童扶養手当を受給している世帯等のうち、小5~中3までの児童の保護者

※2025年12月時点の各自治体公式ホームページ上の情報です。最新の情報は、自治体のホームページ等でご確認ください

このように、支援内容や対象となる条件は自治体ごとに異なります。まずは、お住まいの自治体名と「塾 補助金」「習い事 助成」などのキーワードで公式サイトを検索したり、窓口に問い合わせたりしてみましょう。

塾代の補助金・助成金については、次の記事でも詳しく解説しています。

高い塾代で悩んでいる方必見!助成金・補助金を賢く活用しよう

 

中学受験×塾についてよくある質問

塾にかかる費用感は掴めても、「本当にここまでお金をかける必要はある?」「そもそも、いつから塾に通えばいいの?」といった不安や疑問がある方も多いはず。

そこで、ここでは中学受験を考えている保護者さまからよく寄せられる質問にお答えしていきます。

 

Q1:塾に通わずに中学受験はできる?

塾に通わなければ、3年間で100万~200万円以上かかることもある費用を大きく抑えられます。そのため、「塾なしでも中学受験はできる?」と考えるご家庭も多いです。

結論、塾に通わずに中学受験をすることは可能です。しかしその場合、志望校・受験に関する情報収集、教材選び、受験までの学習計画の作成・管理、模試や過去問対策などを、保護者さまが中心となって進める必要があります。中学受験は高校受験や大学受験のように学校では受験指導を行いません(一部私立小学校をのぞく)。

費用面では大きなメリットがありますが、ご家庭での準備やサポートには想像以上の時間と労力がかかります。そのため、塾なしで中学受験に取り組むには、保護者さまの強い覚悟が必要です。

中学受験に向けて塾に通うか迷っている方は、以下の記事もチェックしてみてください。

【保存版】塾なしでも中学受験はできる?迷ったときに考えたい判断基準

 

Q2:中学受験に向けていつから塾に通い始めたらいいの?

中学受験では、できるだけ早いうちから塾に通い始めることをおすすめします。なぜなら、同じ中学校を目指す場合、受験までに必要な学習量と内容自体は、いつ塾に通い始めても変わらないからです。

一般的には、小学4年生からの通塾がひとつの目安とされています。早い段階から通うことで学習習慣が身につき、5年生以降に本格化するカリキュラムにも無理なく対応しやすくなります。その反面、6年生からスタートすると、短期間で多くの学習量をこなす必要があるため、お子さまの負担が大きくなりがちです。

しかし実際には、小学5年生や6年生から塾に通い始めて成果を出すお子さまもいます。高学年になってから「中学受験をしよう」と決めた場合でも、決して遅すぎるわけではありません。大切なのは、現時点でのお子さまの学力や性格、志望校のレベルに合わせて無理のない学習計画を立てていくことです。

中学受験の準備や通い始めるタイミングについては、次でも詳しくご紹介しています。

中学受験の準備はいつから始める?間に合う時期や低学年からやっておくべきこと

また、通塾を始めるタイミングとあわせて、費用面も早めに確認しておきましょう。中学受験の塾費用は学年が上がるにつれて増え、月謝に加えて季節講習や模試、教材費なども重なってきます。

「どの時期に、どれくらい費用がかかりそうか」をあらかじめ把握し、予算を立てておくと安心です。

 

Q3:塾に通えば志望校に合格できる?家庭学習はどうしたらいい?

「塾に通っていれば安心」と思いがちですが、それだけで志望校に合格できるわけではありません。塾で学んだことやわからなかったことは家庭学習で振り返り、知識を定着させていくことが必要です。塾以外の時間をどう使うかが、最終的な成果を左右します。

実際、塾に通っていてもご家庭での復習や定着が十分にできていない場合、せっかく塾代をかけていても学習内容が身につかず、成果につながりにくくなってしまいます。かけた費用を無駄にしないためにも、毎日の家庭学習は欠かせません。

しかし、学年が上がるにつれて学習内容も難しくなっていくので、保護者さまがすべて理解して教えるのは難しいものです。また、授業のスピードや宿題の量に追われたり、思うように成果が出なかったりすると、お子さまのモチベーションが下がってしまうこともあります。

「家庭で宿題や勉強のフォローが十分にできない」「モチベーション管理が難しい」と感じる場合は、個別指導塾の活用を検討してみるのもひとつの手です。費用はかかりますが、ご家庭での負担を減らしつつ、お子さまの家庭学習の質を保つことにつながります。

東京個別・関西個別では、お子さま一人ひとりに合わせた学習設計で「できた」という成功体験を積み重ねながら、前向きに学習を続けられる状態をサポートしています。
ご家庭での学習管理の負担を減らしたい方や、お子さまのやる気を保ちながら効果的に受験対策を進めたい方は、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。

【中学受験対策】東京個別・関西個別の詳細はこちら

また、ご家庭での勉強時間の使い方や効果的な学習方法については、次の記事もチェックしてみてください。

中学受験の勉強時間はどれくらい必要?合格に向けた効率的な学習方法も

 

学習効果を最大限引き出すには個別指導塾との併用もひとつの手!

中学受験塾では、授業料に加えて季節講習や模試の費用などもかかるため、家計への負担が大きいと感じるケースもあります。だからこそ、あらかじめ費用の全体像を把握し、ご家庭の状況に合った計画を立てておくことが大切です。

また、集団塾では授業のペースや大量に出される宿題についていくのが難しくなるお子さまも多く、その分、家庭学習でのフォローや宿題管理、モチベーション維持といった負担も大きくなりがちです。

せっかくかけた費用が学習成果につながらない……とならないためには、必要に応じて個別指導塾を併用し、お子さまの苦手な部分を効率よく補うのもひとつの方法です。
東京個別・関西個別では、集団塾の授業で理解が追いつかなかった単元の復習や、宿題の進め方、受験校の過去問題対策をサポートします。お子さまのつまずきやすい部分を効率的に補いながら、志望校合格に向けて成果を出していきたい方は、ぜひ一度ご相談ください。

【中学受験対策】東京個別・関西個別の詳細はこちら