定期テストで得点・内申点アップを目指すなら「予習中心の勉強法」がおすすめ!

お子さまが定期テスト(中間・期末テスト)の1~2週間ほど前、もしくは部活がテスト休みになるタイミングから勉強を始めているものの、思うように点数がとれていない……と言ったことはありませんか?

テスト前の勉強時間が足りず、「ノートをキレイにまとめることに時間をいっぱい使ってしまった」「教科書の内容は丸暗記したけど、問題を解く練習はできなかった」と言うお子さまも多いかもしれません。

本来、ノートをまとめたり教科書の内容を定着させたりするのは、テスト前ではなく普段の学習の中で進めておく必要があります。

お子さまが定期テストの成績を上げるには、知識や技能(解き方)は事前に定着させておき、テスト前の勉強時間は実際に問題を解く「問題演習」に使うことが望ましいです。

そこで、テスト勉強の期間に入ったらすぐ問題演習に取り組めるように、日頃の勉強方法を「予習中心の勉強法」に切り替えていくことが大切になります。

 

 

上の図のように、事前に学習内容を予習して、分からなかった部分は学校の授業で確認しながら復習する……といった「予習中心の勉強法」を行えば、授業内容の理解をより深められるので、テスト前は実際に問題を解くことに集中して対策できます。

お子さまが問題を繰り返し解いて、テストの問題に慣れることができると、定期テストでの得点アップにつながるのです。

また、予習中心の勉強法では、習った内容を復習する機会を増やせるので、テスト前の段階で基礎知識を定着できます。予習の段階で基礎知識を定着できると、テスト前はお子さまが苦手な部分の見直しや、応用問題の対策からスタートできるため、効率的にテスト対策を行えます。

 

中学生は「復習中心の勉強法」では成績アップできない?

予習中心の勉強法が成績アップにつながると分かったところで、非効率な勉強法もお伝えします。

成績をアップするには、テスト直前に授業内容を復習して、知識を丸暗記する……といった「復習中心の勉強法」だけを行うことはやめましょう。

復習中心の勉強法の場合、学校の授業で新しい内容を習うことになるため、十分に理解できなかったり、知識が定着しづらくなったりする可能性があります。

授業を受けた段階で学習内容を理解できていないと、学校の宿題を終わらせるのに時間がかかったり、テスト直前に教科書や授業ノートを見返したり、知識を詰め込んだり……といった「戻り学習」しか行えないようになってしまうのです。

 

 

このように、テスト前の時間を「学習内容の振り返り」に使いすぎると、実際に問題を解く機会が減ってしまい、知識が定着しないまま定期テストを迎えることに……。

中学校では、2021年度から学習指導要領の内容が変わり、今までは高校で学んでいた内容も中学校で学ぶようになって、身につける知識も増加しています。

しかし身につける知識が増えたのにも関わらず、授業時間は増えてはいません。学校の授業は、すでに学んだ内容の基礎知識を家庭学習で身につけられていることを前提に、進んでいきます。そのため、家庭学習ですでに学んだ内容の確認と予習ができていないと、学校の授業についていくだけで精一杯になりがちです。

家庭学習をしっかりしていないと、「学校の授業スピードが早くてついていけない」「授業内容がよく分からない」という状態に陥りやすいと言えるでしょう。

学習内容を定着させて、余裕を持って定期テスト対策を始めるためにも、事前に予習をしっかり行い、学校の授業は「復習」という位置づけで参加しましょう。

 

どうしても復習が必要になったら?

予習中心の勉強法が大切とは言っても、苦手な部分や複雑な内容など、どうしても復習が必要になるときもあります。

そんなときは、これまで習ったことを全て復習するのではなく、お子さまの苦手な部分や知識の定着が不十分なところを見つけ、つまずくきっかけとなった単元までさかのぼって復習しましょう。

なお、お子さまによって苦手な部分や学習進捗が違うため、復習が必要な内容もそれぞれで異なります。

「子どもがつまずく部分を見つけ出すのは大変……」「どうすれば効率良く復習できるの?」など悩む場合は「個別指導塾」の活用を検討してみてはいかがでしょうか。個別指導塾の東京個別指導学院・関西個別指導学院では、お子さまの苦手な単元や学習進捗に合わせて最適な学習計画を提案するので、効率的に復習を進められます。

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中学生の定期テストで成績アップ!予習中心の勉強法の進め方

では、実際に「予習中心の勉強法」を取り入れていきましょう。大きな学習の流れは次の通りです。

①学習計画を立てる 
②予習ノートを作る 
③学校の授業を受ける 
④授業内容を定着させる
⑤テストの約2週間前から演習を中心に学習する

「うちの子にできるか心配……」と思われた方もご安心ください。1つずつ丁寧にお伝えしていきます。

 

①学習計画を立てる

まずは、次のステップで学習の計画を立てましょう。

  • 大きな目標を1つ作る
  • 目標に向けて、教科別に取り組む内容を決める
  • 取り組む内容を整理して、紙に書き出す
  • 整理して書き出した内容を1日単位で割り振る

 

計画を立てるときは、大きな目標を1つ作ることでモチベーションのアップにつながります。例えば、「テスト合計で370点以上をとる」「数学で80点以上を目指す」など、本人がやる気の出る目標を本人と相談して決めましょう。

目標を決めたら、達成に向けてどの教科をどのくらい勉強するのか、教科ごとに何を勉強するべきなのかを整理します。整理した内容は、表などにして書き出すと良いです。

整理して書き出した内容をもとに、1日単位でやるべきことを割り振っていきます。このとき、お子さまが苦手な教科やつまずきやすい部分をきちんと把握できていると、勉強時間の割り振りがしやすくなります。過去のテストなどから、傾向を振り返ってみると良いかもしれませんね。

ただし、あまりにも高い目標を立ててしまうと、思うように学習が進まずに、本人がやる気をなくしてしまう場合も……。学習計画を立てるときは、勉強の進み具合が遅れたときのためにも、週に1日程度は予備日を確保しておくことが大切です。

 

学習計画を立てるのが難しいと感じたら……

「家庭内だけで学習計画を立てるのが難しい」「子どもがどこでつまずきやすいのか分からない」など、不安に思うことがある場合は、学校の先生や学習塾に相談するのも一つの手です。

なかでも、個別指導塾の東京個別指導学院・関西個別指導学院では1人ひとり異なる学習状況に合わせて、最適な学習計画を提案してくれます。

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②予習ノートを作る

次に、「予習ノート」を作成していきます。予習ノートは本人が見やすいように作ることが大切ですが、後で書き加えられるように余白を持たせる工夫をしましょう。

例えば、英語の予習ノートを作成するなら「教科書の本文と和訳を、分かりやすくノートに区別して書き込む」「新しく習った単語をまとめる」など、お子さまの学習状況や目標に合わせて作成することが大切です。

 

<予習ノートの見本>

 

単語をまとめるときは、赤ペンで書いて「色付きシート」で隠せるようにしておくと、繰り返し学習をするときに役立ちます。

なお、予習を行う目的は、本人が分からないところを把握することですので、お子さまが予習の段階で完ぺきに内容を理解できなくても、焦る必要はありません。

分からなかった部分は学校の授業などできちんと確認できるように、ノートや付箋などに残しておくことが重要です。

 

③学校の授業を受ける

事前に学習内容の予習をしたら、次はいよいよ学校の授業です。

作成した予習ノートを学校に持っていき、お子さまが予習で分からなかった内容が授業で出てきたら、先生の解説をしっかり聞きます。

それでも分からなかった部分は、授業の後に忘れずに先生に質問をして、早めに解決することが大切です。

ほかにも、先生が大事と言っていた内容は、お子さま自身で積極的にノートやメモに残し、忘れないようにすると、テスト対策もしやすくなります。

 

④授業内容を定着させる

お子さまが学校の授業で学んだ内容は、なるべくその日のうちに復習することが大切です。記憶が新しいうちに振り返ることで、知識を定着しやすくなります。

どうしても、本人がその日のうちに復習できない場合は、遅くとも翌日までに取り組むことが理想です。

復習をするときは、学校で配布されたプリントや問題集なども上手に活用しましょう。

 

分からない内容やつまずく部分の解消方法に悩んだら……

お子さまが予習・復習をきちんとしていても、分からない内容はどうしても出てきてしまいます。分からないところは放置せず、学校の先生に質問するなどして解決することが大切です。

しかし、それでもお子さまが授業内容を理解できなかったり、悩んでしまったりするのであれば「個別指導塾」の利用を検討してもいいかもしれません。

東京個別指導学院・関西個別指導学院は、生徒1人ひとりの「学習定着度」を確認しながら、苦手な内容は振り返って学習し、基礎知識を固めるサポートをしてくれます。

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⑤テスト2週間前から演習を中心に学習する

定期テスト(中間・期末テスト)の2週間前を目安に、実際に問題を解く「演習」を中心に、テスト対策を進めていきます。

演習を行うときは、問題を解いたときの記録を「演習ノート」に残しておくと良いです。演習ノートを作成することで、お子さまが「自分がどの問題で間違えているのか」「どんな問題やどんなところでつまずきやすいのか」を発見しやすくなり、効率的にテスト対策に取り組めるようになります。

テスト範囲の内容をしっかり暗記できているかの確認や、本人が予習・復習を通して苦手と感じる部分を重点的に学習することが大切です。

 

【教科別】中学生の定期テスト対策ポイント

ここからは、国語・数学・英語・理科・社会の5教科別に、定期テスト(中間・期末テスト)に向けた対策ポイントを見ていきましょう。

 

国語|中学生の定期テスト対策ポイント

国語の定期テストでは、学校の教科書やワークで登場した文章を中心に出題される傾向にあります。お子さまが定期テストの対策に取り組むときは、次のポイントを意識しましょう。

国語の定期テスト対策ポイント

  • テスト前でなく予習の段階で、教科書やワークでわからなかった語句の意味を調べておく
  • 漢字は例文で意味や使い方とセットで覚える
  • 問題演習を通して、語彙力や文章を読み取る力(要約力・背景知識)を身につける

 

国語の定期テストの問題に対応するには、予習時点で教科書やお子さまが学校で配布されたワークの文章のなかでわからなかった語句の意味を調べて、テスト前はその語句が欠けたり、他の文章で使えたりと言った「語彙力(語句の知識)」を高めておくことが大切です。

ですから、お子さまが漢字を勉強するときは、ノートにひたすら書く練習をするのではなく、例文を書きながら、漢字の意味や使い方もセットで覚えることが重要になります。

お子さまが語句や漢字などの基礎知識を身につけたら、実際に問題を解く練習(問題演習)をメインに行い、語彙力や文章を読み取る力を身につけていきます。

なお、テスト範囲に論説文や小説、古文、漢文、俳句などが含まれる場合は、現代文だけでなく、バランス良く対策に取り組むようにしましょう。

 

数学|中学生の定期テスト対策ポイント

数学の定期テストの傾向として、出題する問題の量を増やす学校が出てきています。お子さまがこのような学校に通う場合、問題の量が増えてもテスト時間は変わらないため、ただ問題を解けるだけでなく「早く解く力」も必要になります。

最近の傾向を踏まえたうえで、お子さまが数学の定期テスト対策に取り組むときは、次のポイントを意識しましょう。

数学の定期テスト対策ポイント

  • テスト前でなく予習の段階で、お子さまの苦手・つまずきポイントを、できるところまで戻って重点的に復習する
  • 基礎的な知識(定義や定理)は確実に覚えて、計算力を強化する
  • 苦手な部分を克服したら、応用問題の対策にも取り組んでいく

 

まず、予習の段階で、お子さまがつまずいている苦手・つまずきポイントは、できるところまで戻って、重点的に復習することが重要です。例えば、「正負の数の計算ができなければ、方程式も関数もできない……」と言うように、数学の知識は積み重ねであり、一度その単元でつまずいてしまうと、その先にある学習内容も理解できなくなってしまうからです。

結局、日頃から苦手な単元を重点的に復習しておくことが、定期テストでの点数アップへの近道となります。

次に、基礎的な知識(定義や定理)・計算力を強化するには、計算問題の答えだけでなく、ノートに途中式を省略せずに書くことが大切です。

お子さまがノートに書いた途中式で間違えていた部分は、赤ペンで修正するなどで記録に残しておくと、本人の間違えやすいポイントが分かります。そうすることで、テスト直前の復習やテストのときにも「どの部分に注意して見直したら良いのか」と言ったことを、お子さま自身が分かるようになります。

基本問題が1回で早く解けるようになったら、複数の解き方・パターンを組み合わせた問題にも対応できるように、応用問題の対策に取り組みましょう。

 

英語|中学生の定期テスト対策方法

英語は、お子さまの通う中学校によって、定期テストの難易度が最も異なる教科と言われています。また、同じ内容のテストでも、点数をとれる生徒ととれない生徒で、はっきり分かれやすい傾向にあります。

この傾向から、英語の定期テストに向けた対策ポイントとして、主に次の3つをお伝えします。

英語の定期テスト対策ポイント

  • 単語と文法を強化する
  • 学校の教科書には出てこない単語・文章にも対応できるようにする(高得点を狙いたい人向け)
  • 自分の意見や考えを、英語で表現できるようにする

 

中学校では、2021年度より新たな学習指導要領が始まりました。これにより、覚える単語数などが大幅に増えているため、単語と文法の強化が重要になります。

単語 → 短い文章(一文) → 長い文章の順に、お子さまの知識のストックを増やしていきましょう。このとき、「英語から日本語」「日本語から英語」と言うように、お子さまが文章をすらすら変換できる状態になっていることが好ましいです。

単語・文法の知識のストックを増やしていくには、予習ノートでお子さまが教科書に出てくる本文をノートに書き写して、分からない単語の意味を調べ、本文の和訳を記載する……と言った勉強法に取り組みましょう。

テスト前は、実際に問題を解く「問題演習」に集中し、お子さまが間違えた問題や忘れてしまったり、覚えきれていなかったりした単語・文法をノートに記録します。また、知識のストックや問題演習で使用したノートは、あとで見返すなど「復習」に活用すると、知識をより定着させることに役立ちます。

 

英語で高得点を狙うには、教科書に載っていない内容の習得も!

お子さまが英語で高得点を狙いたい場合は、さらにワンランク上の対策方法として、教科書の本文とは異なる文章が出ている問題集も追加して、演習を行うことをおすすめします。

なぜなら、最近では中学1・2年生の定期テストでも、教科書には載っていない英文を読んで答えさせる問題や、自分の意見を英文で書かせる問題を出す中学校が増えているからです。

お子さまが教科書に載っていない内容にも対応できる状態にしておくと、英語の定期テストで高得点が狙えるようになります。

 

理科|中学生の定期テスト対策方法

最近の理科の定期テストでは、単に知識を問う問題が減っている傾向にあります。代わりに「なぜ○○は○○になるのか説明しなさい」「このケースの場合はどのようにすれば良いですか?」と言うような、記述問題が増えているのです。

直近の出題傾向を踏まえて、理科の定期テストを対策するには、次のポイントを意識することが大切になります。

理科の定期テスト対策ポイント

  • 図や説明文から、実験の内容・結果を読み取る力をつける
  • 問題を解くことに慣れるだけではなく、解説を読んで理解することを心がける

 

お子さまの考えを記述する問題が増えているため、単に用語や知識を覚えるだけでなく、教科書や問題に出てくる図・説明から、実験の内容や結果を読み取る必要があります。学校の教科書に出てくる図・実験などから「この図から何が言えるのか」「何の目的の実験か」「実験からどんなことがわかったのか」などを読み取り、知識の理解を深めましょう。

特に、実験や観察の内容は「その実験や観察で何が分かったのか(分からなかったのか)」を意識しながら、教科書をじっくり読み、ノートに整理することが重要です。

なお、教科書の内容をノートにまとめるだけでなく、実際に問題を解く「問題演習」に取り組むことも大切です。問題演習に取り組むときは、出題のパターンに慣れるだけではなく、しっかり解説を読んで内容を理解することを意識しましょう。

問題演習で解けなかった問題は、お子さま自身で解説をしっかり読んで理解できる状態にしておくと良いです。読んでも分からなかった場合は、学校や塾の先生に質問して解決しましょう。

 

社会|中学生の定期テスト対策方法

社会の定期テストは知識を問う問題が多いものの、一問一答形式の問題は減っている傾向にあります。

地理・歴史・公民の各科目共通で、次のポイントに意識して、定期テスト対策に取り組むことが大切です。

社会の定期テスト対策ポイント

  • 知識を習得したら、問題集で演習する
  • 教科書に載っている図表の意味を理解して、説明できるようにする

 

社会は暗記が中心の教科と思われやすいですが、覚えた知識を活用する出題する問題が増えています。お子さまが基本知識を習得したら、問題集で演習を行うようにしましょう。

また、社会の定期テストでは、お子さまが用語をうまく覚えられなかったり、問題の問われ方が変わると解けなくなったりするケースも多いです。単に知識を暗記するのではなく、教科書に出てくる図表を理解し、さまざまな出題パターンに対応できるようになる必要があります。

ここからは、地理・歴史・公民それぞれの定期テスト対策のポイントをお伝えしていきます。

 

地理

地理の定期テスト対策をするときは、土地の特色と重要語句と場所を一緒に覚えることが大切です。なお、お子さまが土地の特色を覚えるときは、教科書や問題集だけでなく、必ず地図帳で位置を確認するようにしましょう。

また、地理の定期テストでは、地形図やグラフから地域の現象や特徴を読み取る力が求められます。

この力を身につけるには、地形図やグラフから「その地域の現象や特徴は何なのか」「他の地域との違いは何なのか」をお子さま自身で考え、ノートなどにまとめるようにしましょう。例えば、「レタスの収穫量が日本一なのは長野県」と暗記するのではなく、「なぜ、長野県はレタスの収穫量が日本一なのか」を考える学習をするということです。

地形の知識を身につけるには、学校の授業で使っている白地図をノートに貼り、地名を記入すると効果的です。

知識が身についたら、問題演習を通して、お子さまが分からなかった図表や説明をノートに追加するなどして、さらに知識を定着させましょう。

 

歴史

歴史の定期テスト対策をするときは、語句だけでなく、年代や背景と結果(影響)を一緒に覚えることが大切です。

歴史の定期テストでは資料から時代背景を読み取る力も必要になるので、教科書の図表(年代表)をよく見ておくことが重要になります。

お子さまが年代表を使って勉強するときに「年号」を覚えることは有効ですが、最低限として、歴史に関連する物事が起きた順番を必ず頭に入れておきましょう

歴史に関連する物事の順番を覚えるには、教科書にある年代表をノートに書き写し、年代ごとに何が起こったのかを記載する……と言った「メモリーツリー」を作ると効果的です。そのとき、同じ時代に外国で起こった主な出来事もチェックしておくと良いです。

お子さまがノートを活用して歴史の知識をインプットできたら、実際に問題を解く「問題演習」に取り組みます。そこで、実際に問いてみて分からなかった問題や、追加で必要だと思った図表や説明をノートに書き込み、知識の習得をより深めていきます。

また、特に教科書で太字に示されている人名や語句は漢字が書けるようにしておきましょう。

 

公民

公民の定期テストでは、地理や歴史と同様に「表やグラフを用いた問題」も出題されますが、地理・歴史よりも「選択問題」や「空欄に語句を入れる問題」が多い傾向にあります。そのため、重要な用語はノートにリストでまとめるなどして、覚えていくことが効果的です。

公民に関する用語を覚えるときは、似ている言葉や数字も必ず覚えるようにしましょう(似ているからこそ、テストで狙われます)。

また、日頃からニュースを目にする習慣をつけておき、お子さまが時事問題や地域に関する内容を身につけられる状態にしておくことが理想的です。

なお、公民は中学3年生の後半から学び始める科目です。テスト前に問題演習をするときは高校入試に対応した問題集を使うと、定期テストだけでなく、入試対策にもつながります。

 

「予習中心の勉強法」で中学生の定期テスト対策に挑もう

「予習中心の勉強法」で日頃からお子さまが予習・復習をきちんとしていれば、学習内容の理解・定着がしやすくなります。

定期テスト(中間・期末テスト)直前に「テスト範囲を暗記しなきゃ……」と焦る必要がなくなるので、テスト前は問題を解くことに集中でき、定期テストでの成績アップはもちろん、今後の受験対策にもつながります。

とは言え、これまで本人が復習中心の勉強法だけを行ってきた場合、いきなり予習中心の勉強法に切り替えられるか、不安に思うこともあるかもしれません。

そんなときは、お子さまの苦手な分野や復習が必要な部分を洗い出してくれて、効率良く予習中心の勉強法に切り替えるサポートをしてくれる「個別指導塾」を利用してみてはいかがでしょうか。

東京個別指導学院・関西個別指導学院では、生徒1人ひとりの学習理解度に合わせて、最適な学習計画をご提案しています。お子さまに合ったやり方で、定期テストの得点を効率良くアップしていきたい場合は、ぜひ一度ご相談してみてくださいね。

 

東京個別・関西個別が定期テスト対策をサポート

東京個別・関西個別は、地域密着型の個別指導塾だからこそ、お子さまが通っている地域の学校の出題傾向を分析・予測して、定期テスト対策をサポートします。自分に合った学習計画・勉強法で、効率良く得点アップを目指せます。

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