高校生はどんな目的で塾に通っている?

 

高校生は塾や予備校になぜ通う? 大切なことは「目的に合う塾選び」-1

 

高校生になると、考え方や自分の意志がしっかりしてきて、中学生のころに比べて世界がより広がります。お子さまの個性は顕著になり、生活や希望する進路も中学生以上に幅が広がってくるでしょう。
例えば難関大学への進学のほか、内部進学を希望するお子さまや英検をとって得意を伸ばしたいと考えるお子さまもいます。

そんなお子さまの意志を後押しするために、通塾を考えるご家庭もあります。「高校生が塾へ通う」となると、大学受験の対策というイメージが強いと思いますが、大学受験はもちろんのこと、実際はさまざまな目的で通塾している高校生が多いのです。

 

通塾の目的も多様性の時代

例えば、高校生が通塾する目的は、以下のようにさまざまです。

  • 学校の定期テスト対策のため
  • 英検など英語4技能の資格検定のため
  • 部活や習い事と学習を両立させるため
  • 大学受験の対策のため
  • 苦手分野を克服するため
  • 推薦入試対策のため
  • 内部進学で希望の学部に入るため

 

ひとくちに塾と言っても、目的に合わせて選べるよう多様な形式とコースがあります。
すでに通塾している高校生は、自分の目的に応じて選んでいるお子さまが多いようです。

 

目的に合わせて塾の形式・コースを選ぼう

塾にはどんな形式とコースがあるのか、それぞれの特徴を確認しましょう。
特徴がわかったら、お子さまにはどの形式が合うのか?目的に合わせて選ぶのがいいでしょう。

個別指導塾

マンツーマン、もしくはごく少人数で授業を受ける。

  • 子ども一人ひとりに合ったカリキュラムで進められる形式
  • 公立高校だけでなく、私立高校の学習進度にも合わせやすい
  • 苦手の克服、もしくは得意を強化する授業を集中して受けられる
  • 仮に講師と相性が良くないときは変更を相談できる
  • 質問しやすいので、わからないまま進んでしまうリスクは低い
  • 難関大学を目指すため、苦手科目を集中的に克服するために通っている

大学受験対策や定期テスト対策はもちろん、私立高校などの特殊な学習状況にも対応可能です。自分のペースで勉強したいというお子さまに向いているのが個別指導塾の特徴です。

 

集団指導塾
1つの教室に複数の生徒が集まり、講師が授業を進める。教科別、学校別、レベル別などでクラスが分かれることが多い

  • 複数の生徒と一緒に授業を受けるので、切磋琢磨しやすい
  • 学校のクラスメイトや友だちと一緒に受けられるので安心感がある

友だちと一緒に通うことでモチベーションが上がるお子さまに向いているのが集団指導塾です。

 

予備校
大学の受験指導に特化している形式。

  • 講師が教え生徒が聞く、というより講師の講義形式であることが多い
  • 有名講師やYouTubeに出てくる人が講師に多い
  • 大学の受験情報が豊富

予備校では、個別の進路指導をすることは少ないので、志望大学が明確に決まっているお子さまに向いているでしょう。

 

映像授業
動画などの映像を通して指導していく形式。

  • 併塾として活用されることも多い
  • 一方通行でなく、その場で質問できる授業もある

自分で学習スケジュールを立てて、自分のペースで進めたいお子さまには、映像授業もいいかもしれません。

塾には以上のような形式や特徴があります。
お子さまに合いそうな授業形式や塾はありましたか?塾にはさまざまな種類がありますが、目的に合った塾を選びましょう。

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高校生が通う塾の月謝(授業料)

高校生は塾や予備校になぜ通う? 大切なことは「目的に合う塾選び」-2

 

それぞれの特徴がわかったら、次に気になるのは費用ではないでしょうか?
塾には個別指導塾や集団指導塾などさまざまな形式がありますが、費用は以下のように内訳されることが一般的です。

  • 入会金
  • 月謝
  • 教材費
  • テスト(模試)代
  • 春期・夏期・冬期講習代
  • 設備費

 

塾にかかる費用の支払いパターンは大きく2つあります。

 ① 最初から上記全ての金額込みで支払う
 ② 入塾時に基本的な費用を支払い、その他は必要なときにその都度支払う

中には、通塾にかかる費用の説明が入塾前になく、講習費や模擬試験(テスト)、新しい教材などの費用が発生するたびに請求となる塾もありますので、事前説明をよく聞き確認しましょう。

塾にかかる費用は高いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、単科通塾が可能な塾もあり、目的に合わせたカリキュラムに絞って通うこともできます。お子さまの塾に通う目的やライフスタイルに合う通い方では、どんな指導を受けられ、どのくらいの費用が発生するのかを確認してみると良いのではないでしょうか。

東京個別・関西個別の費用を見てみる
塾の費用相場、詳しくはこちらの記事も確認

 

高校生の塾通い「保護者さまが心配なこと」対策例

 

高校生は塾や予備校になぜ通う? 大切なことは「目的に合う塾選び」-3

 

塾のカリキュラムや費用のほかにも、塾から帰宅する時間は何時頃なのか?夕飯はいつ食べるのか?のように、通塾による生活への影響を心配される保護者さまもいらっしゃると思います。
保護者さまが心配に思うことに対して、すでに通塾している高校生の家庭ではどうしているのでしょうか?
よくある心配事と対策例をQA形式でご紹介します。

Q.夜に通うとなると、塾の行き帰りが心配です。

A. 予定の時刻に塾へ来ていない場合、10分以内に保護者さまへ連絡する塾もあります。
希望すれば、「入退室メール配信サービス」などを無料で実施することが可能な塾もあります。
退室連絡のタイミングをみて、最寄り駅まで迎えにいくとお子さまとのタイミングも合わせやすいですよ。

 

Q.部活帰りに塾へ向かうと荷物が多くて心配です。塾用のカバンも持っていくのでしょうか?

A. 高校生にもなると、高校への通学用カバンで学習塾にも通うお子さまがほとんどです。
学校の教科書類と塾の教材を1つのカバンに入れることになるため、耐久性があって使いやすいバッグを選ぶのがポイント。たくさんの荷物でも身体に負担がかかりにくい「リュックサック」で、足元に置いても倒れない自立型のものがおすすめです。

 

Q.塾通いで感染症にかかってしまわないか心配です。どんな対策をしているのですか?

A.マスク・フェイスシールドの着用や教室の換気、席配置の見直しなど、独自マニュアルに基づいて感染症対策に取り組んでいる学習塾もあります。また、教室での対面授業とご自宅でのオンライン授業とを、状況に応じて使い分けできる塾も存在します。
塾によって感染症対策は異なるため、どのような対策が取られているかの詳細は、公式ホームページを見たり、塾に問い合わせたりしてみることをおすすめします。

また、最近では感染症リスクが心配なときは、オンライン授業への切替ができる塾もあります。そういった柔軟な対応ができるかも確認しておきましょう。

 

オンライン塾の選び方の記事はコチラ

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Q.学校から塾へ直接向かう場合、夕飯はどうしているのでしょう?

A.夜用のお弁当を持っていくお子さまもいますが、塾へ行く前におにぎりなどを軽くつまみ、帰宅後にしっかりとしたご飯を食べる、というケースもあるようです。

 

他にも、設備や安全面に関する心配事や不安点は、よくある質問(Q&A)をご覧ください。

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