勉強法

受験生必見! 東大生が実践していた本当に力がつく効率的な勉強法

受験生必見! 東大生が実践していた本当に力がつく効率的な勉強法
いざ「受験勉強を始めよう」と思ってもなにから取り組めばいいのかピンとこない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、東大生が実践していた勉強法をご紹介したいと思います。この記事を読んで、お子さんの勉強意欲をさらにアップさせましょう。

夜型から朝型へシフトする勉強方法

東大生が実践していた勉強法のなかでも、多くの東大生が特に「効果的だった」と感じているのは、朝時間を活用した勉強法です。

「夜型よりも朝型の生活のほうが体によい」、という話は私も聞いたことがあります。勉強にも関係あるのでしょうか?

実は勉強する時間帯によって、覚える速さや記憶の質も変わってくるそうですよ。

そうなんですか?

はい。脳がもっともさえるのは朝だと言われています。記憶は夜寝ているあいだに整理され、朝になるとスッキリ整理された余白のある状態になるそうです。つまり、朝は1日のなかで一番頭がスッキリしている時間ということになります。実際の東大生からは、「夜は23時に寝て、翌朝4時に起きて勉強する」など、朝型の学習を心がけていたという意見も挙がりました。

さすがに朝4時に起きるのは早すぎる気もしますが、ポイントは朝型学習ということなのですね。なんとなく、「勉強は夜遅くまでがんばる」というイメージがありました。

でも、どうして朝の時間帯に勉強するのがいいのでしょうか?

すこしだけ脳の仕組みを説明しましょう。脳を活性化する物質、アドレナリンとドーパミンは朝の時間にもっとも分泌されると言われています。ドーパミンはやる気を引き起こし、アドレナリンには脳を覚醒する作用があります。この2つの物質が同時に発生することで、効率よく脳が記憶しやすい状態をつくり出すことができます。これだけ聞くと夜は勉強に向いていないように聞こえますが、逆に夜は記憶の時間として考えるといいと思います。

寝ているあいだに記憶を整理・定着させるんですね。

はい。そのとおりです。脳の働きに合わせて時間帯を意識することで、より効率的な学習が期待できますよ。

東大生はすきま時間の活用がうまい!

うちの子、暗記がすごく苦手みたいなんです。どのようにアドバイスしたらいいでしょうか?

もしかして、膨大な量を一気に暗記しようとしていませんか? 

そういえば、テスト直前に一気に覚えようとしているかもしれません。

記憶というのは、反復することで定着していくと言われています。暗記には、東大生も実践していた、すきま時間を有効活用した勉強法がおすすめです。

すきま時間とはなんでしょう?

1日のなかにできる、ちょっとした時間のことです。たとえば通学の時間や、昼休み、食事の前、待ち合わせのあいだ、寝る前などが当てはまります。これらの短い時間を、勉強に活用するんです。

どれもほんの数分くらいの時間だけど、習慣化することで成果が見えてくるわ。

京子さんの言うとおり、まとまった勉強時間がとれなくても、ちょっとしたすきま時間を上手に活用すれば大きな成果を得られますよ。たとえば、毎日の通学時間が往復20~25分あるとします。この時間を暗記などの時間にあてれば、1週間でだいたい1時間半から2時間も勉強時間を確保することができます。

まさに「ちりも積もれば山となる」ですね。

しかも、今日から実践できる勉強法なのでさっそくうちの子にも伝えてみます。

はい。受験勉強は日常生活のなかで時間をいかに有効的に使うかが重要になってきます。ぜひトライしてみてください。

集中できるタイミングを逃さないで!

うちの子は、長時間勉強をすることが苦手みたいです。どうしたら集中力が継続するようになるのでしょうか?

優子さんと同じような悩みを持つ保護者は、たくさんいるようですね。集中力の継続に必要なのはお子さんがやる気になるタイミングを逃さないことです。いわゆる「フロー状態」に入れるかどうかが重要になります。

フロー状態とはいったいなんでしょうか?

フロー状態とは、時間を忘れなにかに没頭している状態のことです。みなさんにも、遊ぶのに夢中になって、時間を忘れた経験はありませんか?人間は一度作業をスタートさせると、自然にフロー状態をつくり出すことができると言われています。

でもフロー状態がつくりだせるお子さんとそうでないお子さんで、差があるんじゃないかしら?

確かに個人差はありますが、フロー状態にはいるコツはあります。たとえば、フロー状態に入るのに時間がかかっていたという東大生の話のなかに、「やる気になるタイミング」を絶対に逃さなかったというものもありました。

その方がどんな工夫していたのか知りたいです。

その方は、とにかく携帯電話や漫画、テレビなどを勉強する環境から遠ざけたそうです。そしてフロー状態に入ったときは、その時間を逃すまいと食事もあと回しにしていたそうですよ。

勉強する環境も重要なんですね。

そうですね。お子さんがフロー状態に入っているときは存分に集中させてあげましょう。また、無理をさせないようにするのも大切なことです。集中した良質な勉強時間をつくるには、勉強のあいまに休息を設けることが必要です。フロー状態がうまくコントロールできるようになれば、自然と自分に合った勉強のリズムを身につけることができますよ。

参照:東大家庭教師友の会、『現役東大生が実践している「勉強法」のきほん』(翔泳社、2014年)。