東京個別・関西個別のコロナ対策とは?

東京・練馬区にある「東京個別指導学院 大泉学園教室」にやってきました。
駅から出てすぐのところにある教室で、200名以上の生徒が通っています。2019年度には、教室に通う高校生の「模試成績向上」第1位(※)にも輝いたのだとか。
(※株式会社東京個別指導学院調べ)

▲「東京個別指導学院 大泉学園教室」のエントランス。除菌ジェルとサーマルカメラが設置されています

 

手指を消毒し、サーマルカメラで体温をチェックしてからエントランスをくぐりました。「ようこそ!」とにこやかに迎えてくださったのは、教室長・山垣内(やまがいと)智文さんです。

▲山垣内智文さん:1999年に東京個別指導学院に入社。数多くの生徒と向き合い続けて20数年、現在は「大泉学園教室」の教室長を務めています。

 

「塾という場所は、一般の生徒たちはもちろん、大事な時期を控えた受験生も数多く出入りするので、健康管理や衛生管理には非常に気をつけています。感染症対策としては、東京個別指導学院の危機管理委員会が作ったガイドラインに従って、『ソーシャルディスタンスの確保』『消毒・清掃』『換気』などを徹底しています。スペースごとに詳しくご紹介しましょう」(山垣内さん)

教室内にあるスペースは、大きく分けて5つ。「エントランス」「授業スペース」「自習スペース」「面談室」「講師室」です。
さっそく、生徒が安心して授業を受けるためのコロナ対策を順にご案内いただきましょう。

 

 

教室内のコロナ対策をチェック!

「エントランス」では検温カメラで体温を測定

–まずは、コロナ対策の要とも言える「エントランス」の対策から。現状はどのようにされているのですか?

山垣内:エントランスには「サーマルカメラ」を設置しており、非接触で体温を測ることができます。
基本的に、37.5度以上の発熱・だるさ・息苦しさ・嗅覚や味覚に異変があるなど、体調不良がみられる人は入室できません。

▲画面に顔を近づけると、36.4度と表示されました。「温度は正常です」とアナウンスが流れます

 

山垣内:今のところ発熱した人が来られたことはないのですが、もしサーマルカメラでエラーが出た場合は、接触型の体温計で再検温します。それでも37.5度を超えたら自宅待機をお願いすることになります。

ちなみに、講師たちの場合はサーマルカメラだけでなく、出勤前にもそれぞれ検温を行っており、37.5度を超えていたら自宅待機としています。

 

「授業スペース」は工事をしてデスクの配置を変更

–続いて、生徒さんが最も出入りする「授業スペース」にやってきました。席と席の間が広いですね。

山垣内:もとはブースが3列あったのですが、工事をして1列分をすべて撤去し、2列に変えました。こうすることで、約1.5mのソーシャルディスタンスを確保しています。

▲コロナ仕様に改造された配置。約1.5mの間隔が保たれてゆったりしています

 

山垣内:消毒と清掃については、授業後に講師が1コマごとに机やスタンドライトなどをアルコールで拭いて除菌しています。生徒たちも、自分が使ったところは自分で拭くなどして協力してくれていますね。

▲清掃時に使うアイテム。手指の消毒液、清掃用の除菌スプレー、クロスがセットになっています。教室内の各所にこのセットがたくさん置かれていました

 

山垣内:「換気」は、換気扇の他に扇風機も使っています。ここはビルの10階なので、事故を防ぐために窓を大きく開けられないのです。そこで、朝から晩まで大きな扇風機を回して、複数の出入り口を解放。風がしっかり通るようにしています。

▲一日中稼働して空気を入れ替えている扇風機。換気の強い味方。

 

自習スペースは「1席空けて着席」方式で距離を確保

–続いて、「自習スペース」にやってきました。

▲白いボードのエリアが「自習スペース」です。席間隔の調整で封鎖された席には、分かりやすく「×」が貼られています

 

山垣内:こちらも授業スペースと同じく「ソーシャルディスタンス」「清掃」「換気」を徹底しています。ただ、レイアウトの関係上、授業スペースのようにデスクを1m離すことができなかったので、座席を1つおきに座ってもらうようにしています。

▲仕切りボードに番号が貼ってあるところが着席可能な席

 

▲背中合わせにならないように交互に席を設けるなどの工夫がされていました

 

「面談室」にはパーテーションを完備

–さて、「面談室」にやってきました。こちらではどんな感染症対策をしているのでしょうか

▲開放的だった授業・自習スペースとは異なる半個室タイプの面談室

 

山垣内:ここは、入会面談や三者面談、進路相談などの際に、生徒や保護者さま、講師などが会話をするための部屋です。プライバシーを考慮して個室に近い作りになっています。ここでは全室にクリアパーテーションを設置し、なおかつマスクをつけて、濃厚接触を防いでいます。

▲すべての面談室にクリアパーテーションが置かれていました

 

「講師室」でもソーシャルディスタンス&消毒を徹底

–生徒と保護者への感染対策、よくわかりました! 一方で、講師の皆さんの対策はどのように?

山垣内:では、講師室もご案内しましょう。この部屋は、講師たちが授業で使う「フェイスシールド」や「ユニフォーム」、参考書や備品などが置いてある職員室です。もとは作業デスクがありましたが、密を避けるために撤去し、ソーシャルディスタンスの守られた授業・自習スペースを使うようにしています。

 

–ちなみに「フェイスシールド」とは?

山垣内:顔全体を覆う透明なプラスチック製の防護具です。
講師は全員、授業中はマスクをつけ、さらにフェイスシールドをつけているんですよ。それぞれの講師に一つずつ支給していて、汚れたら新しいものに取り変えるシステムにしています。

▲カメラマンが試しにつけてみました。中に熱がこもるようで、見ているそばから汗がタラリ…先生たちは大変だ! でもこれだけ覆えば安心ですね。

 

–授業で使う「ユニフォーム」というのは?

山垣内:こちらです。

▲講師陣はみんな白衣を着用しているのだそう

 

山垣内:これを着ることで、服が汚れないようにする役割も果たしているんですよ。こうしたユニフォームも除菌しながら着用しています。

 

–コロナ対策のためのポスターも貼られていますね。

▲壁に貼られていたポスター。出勤や連絡にまつわる徹底事項がリストになっています

 

▲予防対策や感染時のフローといった対応法が詳しく記載されているガイドライン

 

▲こちらには、PCR検査を含めた「感染疑い時の対応フロー」の図解も。分かりやすい!

 

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コロナ対策として「オンライン個別指導」もスタート

自宅で授業を受けるという選択肢が増えた

–コロナ対策の一つとして、2020年から「オンライン個別指導」もスタートしたそうですね。

山垣内:具体的には、今まで対面で行なっていた授業をオンライン会議ツール「Zoom」に接続して行うというものです。緊急事態宣言が明けてすぐに講師たちの研修を行い、6月頃にリリースしました。

この「オンライン個別指導」がもっとも活躍したのは、2020年12月から2021年初頭にかけての期間です。受験前の大切な時期だということもあり、受験生たちの約9割がオンラインに切り替えていました。
現在は受験生たちが卒業したので、オンライン個別指導の利用者は減っていますが、2021年も冬が近づけば再び増加する見込みです。

▲オンライン授業で講師が利用するパソコンたち。講師室で出番を待っています

 

新しい知見を貯め、より良い授業を提供する

–失礼ながら、オンライン授業ってリアルな対面授業と比べて質が落ちたりはしませんか?

山垣内:研修時は講師たちも戸惑っていましたが、若い力であっという間に吸収していきました。研修をしながら、すぐに自分専用のタッチペンを用意したりして、効率よく快適に授業をするための工夫をし始めて、頼もしく感じましたね。
こうした情報やノウハウを共有し合い、オンラインならではの技術も駆使しながら、リアルと同レベルの品質の授業を行っています。

 

–激動の時代ですが、スピーディーに適応されているのですね。

山垣内:コロナ禍は苦しい一方で、個別指導の進化につながった一面もありました。
たとえば、学校の休校が相次いで学びが止まってしまう状況の中でも、東京個別指導学院として「オンライン授業」という選択肢を用意することができたため、通塾生の学びを止めずに済みました。

同時に、部活が長引いてしまった場合もオンラインなら自宅から受講できたり、夜の遅い時間の通塾が心配だという保護者さまからも好評だったりして、手応えを感じています。
きっとこのシステムは、コロナが終息した後も便利に活用できるはずです。
こうしたコロナ禍をはじめ、今後どのような不測の事態があったとしても、生徒の学びを止めないように進化していきたいと思っています。

–では最後に、保護者の皆さまへメッセージをお願いします。

山垣内:大泉学園教室をはじめ、東京個別・関西個別の各教室ではコロナの感染症対策を徹底し、安心して学べる学習環境を整えています。
「通塾を検討しているけれど、感染症が不安……」という方は、ぜひ一度、教室をご覧になってみてください。もちろん、オンラインでの教室見学も可能です。

 

–山垣内さん、ありがとうございました!

 

◆ ◆ ◆

 

取材後記

取材当日、「子どもを塾に通わせたいけれど、感染症への対策が不安で……」と、筆者の知り合いのママ友がぼやいていたことを思い出しました。
しかし、東京個別指導学院 大泉学園教室を実際に訪れてみると、「検温」にはじまり、「ソーシャルディスタンスの確保」や「消毒・清掃」「換気」など、あらゆる角度から対策が実施されていました。

なにより、生徒たちを守るための仕組みがよく練られていて、「オンライン個別指導」を選べる点も魅力的だと感じました。感染症対策をとことん講じている塾があること、ママ友にもぜひ教えてあげたいと思います。

「オンライン個別指導」の詳しいサービス内容は以下のページでチェックできるので、気になった方はぜひ見てみてくださいね!

 

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